麺×サラダ×胡麻ダレ食感と味と香りの調和に惚れぼれ『うどん家 八重桜』@有楽町
讃岐、稲庭、武蔵野と、日本各地にご当地麺があるのもうどんの楽しさ。群馬県出身の店主・小林慶司さんは銀座のとある会席の料理長でもあり、こちらはコースの〆に出す、ふる里水沢うどんを主役にした店だ。
故郷に恩返しの想いから基本的に小麦粉も水も群馬産。軽いウェイブを帯びた麺肌は絹のようになめらかで、平打ちながらも弾むようなコシがある。そこへシャキッと鮮やかなサニーレタスや水菜がやってきて、両者の食感のコントラストの妙に舌を巻いた。
胡麻だれサラダうどん1360円
それらを支えているのが、この麺に合わせて作った胡麻ダレ。和食の技で取る上質な昆布と魚介節のダシに煎り胡麻とペーストを合わせ、すするそばから香りとコクが膨らんでくる。
途中のアクセントにラー油はいかが?こちらは四川の料理人・菰田シェフによるもので、まろやかな辛みがごまの風味をぐっと引き立てている。
店主:小林慶司さん「自慢の胡麻ダレとうどんの相性の良さを試してみて」
[店名]『うどん家 八重桜』
[住所]東京都千代田区有楽町2-10-1東京交通会館 地下1階
[電話]03-3240-6088
[営業時間]11時半〜18時(17時半LO)
[休日]月・第2火
[交通]地下鉄有楽町線有楽町駅D8出口直結
見た目も涼やか!”エッジ”の効いた讃岐+うなぎ『本格手打 もり家 東京店』@浜松町
高松の名店が浜松町の瀬戸内アンテナショップに出店。
「蕎麦前」ならぬ「うどん前」で一杯いける讃岐うどんの穴場だ。羽田空港の往来客に混じりながら、四国は砥部焼の皿に盛られたじゃこ天や醤油豆、いりこなど、香川~愛媛の郷土のつまみで地酒をやりつつ、着丼を待つのも悪くない。
夏の夜の部限定の「ひつまぶし風」はうなぎダレでうどんをすする趣向だ。パリパリのきゅうりが見た目も食感も涼しく、山椒を調整すると、酒のアテにも具合がいい。途中から冷やダシを注ぎ、ツーンとくる擦りたて本わさびを足すと、絶妙な夏の風情が現れる。
鰻のひつまぶし風うどん2200円
セット料理では冷やかけうどんがおすすめだ。まずは、イリコダシをすくって飲んでみる。薬味を入れる前に一本、つるつる吸うと断面4隅にエッジの効いた本場の讃岐麺の素顔がわかる。品のよさでうどん屋リストに追加必至です。
店主:濱雄大さん「四国に行かずとも本場の味をお作りしています」
[店名]『本格手打 もり家 東京店』
[住所]東京都港区浜松町2-6-5浜松町エクセレントビル・ポンテせとうみ内2階
[電話]03-5843-7767
[営業時間]11時~15時(14時半LO)、17時半~22時(21時半LO)、土:11時半〜15時(14時半LO)
[休日]日・祝、第2・第4土
[交通]JR山手線ほか浜松町駅南口金杉橋口から徒歩1分
撮影/浅沼ノア(長谷川)、小島昇(へんくつ、八重桜)、大西陽(もり家)、取材/池田一郎(長谷川)、菜々山いく子(へんくつ、八重桜)、輔老心(もり家)
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