■難読漢字、食べ物編の正解はこちら
正解:じんだに
糂汰煮は、福岡県北九州市・小倉の郷土料理です。イワシやサバを、しょうゆや砂糖などと一緒に、よく使い込んだぬか床を加えて煮たものです。「ぬか炊き」「ぬかみそ炊き」とも呼ばれます。
この料理は、江戸時代に小倉藩主がぬか漬けを奨励したことから発展したといわれています。
「糂汰(じんだ)」は、ぬかみそを意味する古い言葉です。糂は糠(ぬか)のこと、「汰」は水気を加えてドロドロに練り合わせる状態のことです。つまり、塩や水を足して発酵したペースト状の糠という意味なのです。
糂汰煮は、炊きたての白いご飯と相性が抜群。甘辛い煮汁に、ぬか床由来の酸味や、一緒に入っている唐辛子、山椒の風味が奥まで染み込んでおり、身をほぐしてご飯にのせるだけで食が進みます。
また、冷めても味が馴染んでまろやかになるためお弁当のおかずに適しているほか、ほぐした身をご飯にのせて熱いお湯や緑茶をかけるお茶漬けも、地元ならではの食べ方です。
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