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撮り鉄の「食」の思い出(84)ザ・ロイヤルエクスプレス車両編/2017年~2020年

撮り鉄の「食」の思い出(84)ザ・ロイヤルエクスプレス車両編/2017年~2020年

今回は、いつもよりずっと贅沢! 豪華列車のお話です。 2020年夏、鉄道ファンの間で大きな話題になったのが、北海道を走るザ・ロイヤルエクスプレス(以下ロイヤルEXP)です。 通常は横浜駅から伊豆急行線の伊豆下田駅までを8両編成で走るレストラン列車ですが、この夏は北海道の大地を駆け抜けました……。

perm_media 《画像ギャラリー》撮り鉄の「食」の思い出(84)ザ・ロイヤルエクスプレス車両編/2017年~2020年の画像をチェック! navigate_next

ザ・ロイヤルエクスプレス車両編/2017年~2020年


今回は、いつもよりずっと贅沢。

豪華列車のお話です。

2020年夏、鉄道ファンの間で大きな話題になったのが、北海道を走るザ・ロイヤルエクスプレス(以下ロイヤルEXP)です。

通常は、横浜駅から伊豆急行線の伊豆下田駅までを8両編成で走るレストラン列車ですが、この夏は北海道の大地を駆け抜けました。

最初に話を聞いたときに興味がわいたのは、電車のロイヤルEXPが電化されていない北海道をどう走るか? でした。
(ツアー内容や料理ももちろんですが……)


2020年の夏の北海道を駆け抜けたロイヤルEXP(2020年撮影)


蓋を開けてみれば、まあびっくり。

・ 8両編成を5両に組み替える。
・ 専用カラーのディーゼル機関車でけん引する。
・ 専用の電源車を作って連結する。

なんとも、大掛かりな計画です。

客車に電気を供給する
専用の電源車を連結(2020年撮影)

電車に必須のパンタグラフは
外してあった(2020年撮影)


8月中旬から9月中旬まで3泊4日のツアーが5回計画されていたのですが、新型コロナの影響で2回は中止。

8月下旬からの運転開始になりました。

料金は2名ツアー時で、1名あたり席によって68万円~76万円。

寝台はついていないので、夕方には専用のバスでホテル宿泊です。

それにしても、なかなかのお値段です。

この料金にもかかわらず、定員30名のツアーは当選倍率8.2倍という人気ぶりで、到底乗車はかなわず……。

走りゆく姿を見送るだけでした。

(2021年の夏には7回の運転を予定しています)

架線のない線路を走って行くロイヤルEXP。
不思議な光景だ(2020年撮影)

2017年に報道公開された、横浜〜下田を走るロイヤルEXPの詳細公開!


そこで、今回は2017年に行われた報道公開時に見た豪華な車両をご紹介します。
(次回は試乗会の様子と料理をお伝えする予定です)

ロイヤルEXPが登場したのは2017年の夏のこと。

各地でレストラン列車が走り始めるなか、運転を開始しました。


ロイヤルEXP、
華々しくデビュー(2017年撮影)


最大定員はなんと100名。

ほかのレストラン列車の数倍の人数です。

料理も、ゴールドクラスとプラチナクラスの2通りで、下り列車と上り列車でメニューが変わります。

旅館などがセットになったクルーズプランと宿泊のない食事つき乗車プランもあり、状況に応じて選ぶことができます。

その規模や料理、ツアーの内容など、レストラン列車の真打登場となりました。

ロイヤルEXPの車両ですが、実は新車ではなく、伊豆急行の車両を改造して作られています。

8両編成、まるまるレストラン列車という大改造です。

メタリックブルーに塗られたロイヤルEXP(2017年撮影)

元々は伊豆急行の
リゾート21(2011年撮影)

8両編成のロイヤルEXP、豪華な車内のご紹介!


<1号車 ゴールドクラス>

比較的リーズナブルなゴールドクラス、それでも車内は十分豪華です。

この1号車には、子どもといっしょに乗れるファミリーシートや遊び場所なども備えています。

白木のイメージの1号車(2017年撮影)

木のプールやファミリー
シートもある(2017年撮影)


<2号車 ゴールドクラス>

同じゴールドクラスでも、こちらは落ち着いた雰囲気で大人向きなインテリアです。

ちょっと大人向きな
2号車のインテリア(2017年撮影)


<3号車 マルチカー>

シートアレンジが自由な車両で、イベントや演奏会ができる車両です。

多目的に使われる
マルチカー(2017年撮影)


<4号車 キッチンカー>

1両まるまるキッチンの車両。

ゴールドクラスとプラチナクラスの2部屋に分かれています。

1両まるまるキッチンカー(2017年撮影)


<5号車 プラチナクラス レストラン席>

ぐっと高級感が増すプラチナクラス。

旅を楽しむ座席(7、8号車)と、食事を楽しむ食堂車(5、6号車)の2席が用意されていて、ゆったりとした時間を味わえる設定になっています。

そして、食堂車にはピアノが置かれています。

生演奏を聴いて、景色を見ながらの食事……。

豪華レストラン列車の醍醐味です。

シックな雰囲気の5号車、
4人掛けもある(2017年撮影)


<6号車 プラチナクラス 食堂車>

5号車と同じく6号車にもピアノが設置されていて、生演奏が楽しめます。

シートのレイアウトは、なんとも贅沢。

広々と使われています。

5号車と6号車にはピアノを設置。
生演奏が楽しめる(2017年撮影)

6号車のサービスカウンター(2017年撮影)

広々としたプラチナクラスの
シート(2017年撮影)


<7号車 プラチナクラス 座席>

この車両も、スペースを贅沢に使ったプラチナクラスの車両です。

食事の前後にゆったりとくつろげるスペースです。


8号車にもある
4人掛けシート(2017年撮影)


<8号車 プラチナクラス 座席>

編成の先頭車の8号車。

シートのほかに、列車前方のパノラマが楽しめる階段状のシートもあります。

食事が終わったら、ゆっくりとくつろげるスペースです。

8号車のシート(2017年撮影)

くつろぎのシートも設置(2017年撮影)

運転席の近くには、展望の良い
階段状のシートを設置(2017年撮影)

ついでに8号車の運転席(2017年撮影)


列車の中とは思えないほど洗練された空間。

日常を忘れて旅をするのに最高の車両です。

さて、次回は横浜駅から出発する、ロイヤルEXPの旅編です。


横浜駅のザ・ロイヤルカフェ、車窓、料理をご紹介してゆきます。

次回、旅編に続きます……
(2018年撮影)








佐々倉実(ささくら みのる)
 鉄道をメインにスチール、ムービーを撮影する“鉄道カメラマン”、初めて鉄道写真を撮ったのが小学生のころ、なんやかんやで約50年経ってしまいました。鉄道カメラマンなのに撮影の8割はクルマで移動、列車に乗ってしまうと、走るシーンを撮影しにくいので、いたしかたありません。そんなワケで年間のかなりの期間をクルマで生活しています。趣味は料理と酒! ヨメには申し訳ないのですが、日々食べたいものを作っています。
 鉄道旅と食の話、最新の話題から昔の話まで、いろいろとお付き合いください。
 ちなみに、鉄道の他に“ひつじ”の写真もライフワークで撮影中、ときどきおいしいひつじの話も出てきます。なにとぞご容赦ください。

このグルメ記事のライター
佐々倉実@おとなの週末

鉄道をメインにスチール、ムービーを撮影する“鉄道カメラマン”、鉄道旅と食の話、最新の話題から昔の話まで、お付き合いください。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。
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