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穴場店は都心よりも郊外にある、というのが私の持論。ってことで、またまた穴場店を見つけてしまった。 今年7月、名古屋市北部に隣接する北名古屋市にオープンした『うなぎの中庄』がそれだ。ここは創業90余年の老舗うなぎ卸問屋『中庄商店』の直営店。 ゆえに、確かな目利きで仕入れたうなぎには絶対の自信を持っている……。

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うなぎ好きにはたまらない! 蒲焼きがご飯を覆い尽くす『うなぎの中庄』究極のうな重

穴場店は都心よりも郊外にある、というのが私の持論。
……ってことで、またまた穴場店を見つけてしまった。
しかも、私の地元で。

今年7月、名古屋市北部に隣接する北名古屋市にオープンした『うなぎの中庄』がそれだ。
ここは創業90余年の老舗うなぎ卸問屋『中庄商店』の直営店。
ゆえに、確かな目利きで仕入れたうなぎには絶対の自信を持っている。

これが蒲焼きが3切れのるベーシックな「うな丼(並)」(2200円)。
上(4切れ)は2700円。
特盛(6切れ)は3200円。
うなぎは自社ブランドの備長炭で香ばしく焼き上げてあり、味と食感、香りを存分に堪能できる。

「丼もオススメですが、ウチの場合はうな重がイチオシです。
とにかく、うなぎをお腹一杯召し上がっていただく、というのがコンセプトでもありますから」と、店長。

そして、目の前に運ばれたのが店の名物である「うな重 ダブル」(5900円)。
このうな重には、なんと、12切れもの蒲焼きがご飯を覆い尽くしている!
うなぎのほうが、ご飯よりも多いのではないか(笑)。
うなぎ好きにはたまらない逸品中の逸品だ。

こちらは、「うな重 ダブル」よりもうなぎの枚数をやや控えめにした「うな重 特上」(4500円)。
とはいえ、9切れものるので、こちらも食べ応えは十分。
食べていても飽きないのは、タレの味付けに秘密がある。
甘すぎず、辛すぎず、味のバランスが秀逸なのだ。
もちろん、うなぎそのもののクオリティが高いのは言うまでもない。

うなぎそのものを味わいたいのであれば、やはり「白焼き」(2700円)だろう。
パリッと香ばしく焼き上げた皮とふんわりとした身の間にある脂が旨い。
この「白焼き」と冷酒、そして〆にうな重。
この組み合わせで秋の夜長を楽しんでみてはいかがだろう。
※本文中の価格はすべて税別です。

うなぎの中庄
[住所]愛知県北名古屋市久地野北浦67-1
[TEL]0568-54-3430
[営業時間]11時~14時半(14時L.O.)、17時~22時(21時L.O.)
[定休日]不定休

永谷正樹(ながや・まさき)
1969年生まれのアラフィフライター兼カメラマン。名古屋めしをこよなく愛し、『おとなの週末』をはじめとする全国誌に発信。名古屋めしの専門家としてテレビ出演や講演会もこなす。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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永谷正樹
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