温泉に海鮮、花火にレトロな昭和遺産など、フォトジェニックなスポットに出会える熱海。高台にあって全客室がオーシャンビューの『星野リゾート リゾナーレ熱海』では、「ここまでやるか!」というユニークなプランをこの秋、展開。まずは船上宴会が楽しめる「海上カラ桶」をご紹介。
桶型ボートに最新のカラオケ機器
都心からのアクセスも良く、レトロな温泉街も残る熱海。「星野リゾート リゾナーレ熱海」秋もこの地ならではのユニークなプランがめじろ押し。その中でもぶっ飛んだのが熱海の海の真ん中で桶型ボートに揺られながらカラオケを歌いまくるという「海上カラ桶」だ。この冗談のようなアクティビティは、夕暮れ時が過ごしやすくなった9月から11月の末まで毎週月曜日に開催。1日1組限定で3万円(税込・4名まで)。20歳以上の宿泊者なら誰でも乗船できる。
定員4人の桶型ボートには最新のカラオケ機器が搭載。(ちなみに驚くべき本人映像も多くて盛り上がる)円形だからか乗りこむと思いのほか広く、熱狂してつい立ち上がっても意外と安定して怖くはない。タコのマラカス、魚のタンバリンなど、カラオケの定番グッズも海のモチーフという徹底ぶり。渚や海がテーマの歌謡曲しばりで歌いまくった。相模湾を独り占めという究極のソーシャルディスタンスでオープンエア。これはクセになる楽しさ。
熱海近郊にある「宇佐美麦酒酒造」のクラフトビールもひとり1本プレゼントされるので、船上で乾杯。小腹が空いているのなら、マリーナにある人気カフェ「Sanremo Solare」の海上カラ桶限定メニューも1000円でオーダーできる。揺らり揺られて気分は昭和のスナック。これほどタンバリンが似合う船もなかなかない。時間は16時から21時のうち2時間選択制だが、ぜひとも暮れつつある日没直前をおすすめしたい。空がピンク色に染まり、なんともドラマチックなのだ。