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「おとなの週末Web」では、食に関するさまざまな話題をお届けしています。「『食』の三択コラム」では、食に関する様々な疑問に視線を向け、読者の知的好奇心に応えます。今回のテーマは「ビタミンの日」です。

文:三井能力開発研究所・圓岡太治

世界のフードロスの量

食をテーマに情報発信している記者や編集者で構成する「食生活ジャーナリストの会」(畑中三応子代表、会員数約130人)は、会員得票数、各種メディアへの登場頻度、歴史的観点から見た価値・重要性の3点を基準に、「食の十大ニュース」を毎年公表しています。「2022年食の十大ニュース」は以下のとおりです。

(1)歴史的円安などで食品値上げラッシュ
(2)ウクライナ侵攻による食料安保問題
(3)熊本県でアサリの産地偽装
(4)食品添加物の不使用表示ガイドライン策定
(5)食品ロス削減を目指す「てまえどり」キャンペーン
(6)代替タンパクなどフードテック活況が続く
(7)回転すしチェーンおとり広告問題
(8)アニサキス食中毒4年連続最多
(9)GI登録をめぐる八丁みそ論争
(10)冷凍食品の多様化と人気拡大

この中で、今年大きく注目されたワードが「てまえどり」です。てまえどりは、2022年新語・流行語大賞のトップ10にも選ばれました。まだ食べられるのに捨てられてしまう食べ物のことを「フードロス」(食品ロス)といいますが、「てまえどり」はフードロスを削減するための取り組みです。現在、世界で1年間に生じているフードロスの量はどれぐらいでしょうか?

(1)東京ドーム約10杯分
(2)東京ドーム約100杯分
(3)東京ドーム約1000杯分

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フードロスの世界の取り組み...
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圓岡太治
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