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年末、年始は何かと神社・仏閣に足を運ぶ時期。そして参拝を終えたら、おいしい蕎麦をぜひ!胃に心に、“おいしくて大満足”というご利益ももたらしてくれます。今回は浅草寺・池上本門寺・川崎大師周辺の蕎麦店をご紹介します。

【浅草寺】 @浅草

慈悲深い観音様が幅広い願いを叶えてくれる

開創約1400年という、東京で最も歴史を誇る寺院。ご本尊は絶対秘仏の聖観世音菩薩で、諸願成就の御利益があるとされている。常香爐の煙をいただいて無病息災を願う人も多い。

浅草寺

[住所]東京都台東区浅草2-3-1
[電話]03-3842-0181

『丹想庵 健次郎』 @浅草

工夫を凝らした蕎麦前を楽しみ、こわだりの蕎麦の香りに酔う

蕎麦を啜った瞬間、上品な蕎麦の香りがふわり。心地よい弾力のそれを咀嚼すればさらに香りがあふれ、ただただうっとり。口福の時間が訪れる。

二種もり 1760円

『丹想庵 健次郎』二種もり 1760円 弾きぐるみの田舎と更科の九一の二種もり。香りと食感の違いを楽しんで

同店で使用するのは主に秋田県産の蕎麦。かえしは半年以上熟成をさせたもので、ダシは本枯節のみ。全て香りとのど越しの両立にこだわる蕎麦のためだ。そのこだわりは蕎麦前にも発揮され、鮮魚や鴨料理、天ぷらといったものはもちろん、佃煮などちょいとしたものまで、どれもが旨く、酒が進んで仕方ない。

「うちは回転率が悪くて」と店主・鈴木さん。しかしそれは蕎麦前から蕎麦まで、お客さんがしっかり楽しんでいる証拠。その顔はどこかうれしそうだ。

『丹想庵 健次郎』

[住所]東京都台東区浅草3-35-3
[電話]03-5824-3355
[営業時間]12時~14時(13時半LO)、17時半~21時(20時LO)
[休日]月・日、祝
[交通]つくばエクスプレス浅草駅1番出口から徒歩5分、地下鉄銀座線ほか浅草駅6番出口から徒歩10分
※年末は31日まで(年越し蕎麦のテイクアウトはなし)、年始は7日~

『手打蕎麦 おざわ』 @浅草

蕎麦本来の旨みがじわじわにじみ出る インパクト大の超極太打ち

かつて見たことのない恐るべし太打ち。幅1cm、厚みは3mm ほどだろうか。通常の蕎麦のように啜れないので何度ももぐもぐ噛んでいると、蕎麦の香りや味わいがじゅわ~と広がるのだ。

太打ちざる 950円

『手打蕎麦 おざわ』太打ちざる 950円 この日は北海道沼田産の蕎麦

十割で打つが、丸抜きから石臼で異なる粗さに挽いたものを日々の水分量によって組み合わせるという。「常連さんの“もっと太く!”というリクエストに応えていたら今の太さになったんです」と笑う店主・小澤さん。

おすすめの塩で味わうとグッと旨みが増して、お酒のつまみにもなる。こっくりとした甘めのツユをタレのように付けて味わうのもいい。ここでは、まず蕎麦前的にお酒とともに太打ちを楽しみ、粗挽きや細打ちで締めるのがおすすめだ。

『手打蕎麦 おざわ』

[住所]東京都台東区西浅草2-25-15
[電話]03-3841-6450
[営業時間]17時半~21時(20時半LO)※土・日・祝は11時半~14時15分(14時LO)も営業
[休日]月・火(祝の場合は翌休)
[交通]つくばエクスプレス浅草駅A2出口から徒歩2分
※年末は31日まで(年越し蕎麦のテイクアウトなし)、年始は7日〜

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おとなの週末Web編集部
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