全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・池尻大橋のバー『BAR Julep(ジュレップ)』です。
カシャッサを片手に池尻大橋で感じるブラジルの風
ブラジル産のサトウキビが原料の蒸留酒・カシャッサ。その魅力に早くから気づき、都内、いや日本随一のラインナップを誇るのが、2002年開業のこちらの店だ。
口開けにカシャッサがベースのカクテル「カイピリーニャ」をと、店主の佐藤裕紀さんに好みを伝えれば、「サトウキビ由来なの?」と思うほどの爽やかな香りが鼻を掠める。
フェイジョアーダ 1430円 × セレッタハイボール 1100円
聞けば、これこそが木樽熟成の賜物らしく、熟成に使われる樽の木の種類は40以上。熟成期間も鑑みれば、カシャッサの味わいは無限大なのだ。
その多様なフレーバーには、佐藤さんお手製のブラジルフードを合わせたい。適度な塩味の肉と豆の煮込み「フェイジョアーダ」、スパイス風味の揚げ肉団子風「キビ」が杯を進めること。心ゆくまで食べて飲み、ブラジルを感じよう。
東京・池尻大橋『BAR Julep(ジュレップ)』
[住所]東京都世田谷区池尻2-34-16 1階
[電話]03-3422-7650
[営業時間]18時~翌1時半LO(日は~24時半LO)
[休日]無休
[交通]東急田園都市線池尻大橋駅南口から徒歩6分
▶おとなの週末2024年5月号は「銀座のハナレ」
撮影/西崎進也、取材/岡野孝次
※2023年12月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。