全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・汐留の天ぷら店『米ぷら』です。
ザクザクの歯応えと抜群の香ばしさ
天ぷらではなく、米の衣で揚げるから“米ぷら”。その衣というのが、新潟県の和菓子メーカーで作る、米粉を薄焼きにした生地を粗く砕いたフレークなのだ。
具材にまとわせ揚げれば、ザクザクと音が鳴るほどクリスプな歯触りから、おかきのような香ばしさがふわりと広がった。しかも食べ心地はライトで揚げ物なのに驚くほど重さがない。なんでもパン粉に比べて吸油率が約40%も低いのだとか(自社調べ)。しかも、衣がへこたれないから、冷めてもおいしくいただけるというおまけ付き。
米ぷら丼(上)1600円
米ぷら丼のエビに挑んでみれば、プリッとした身との食感のコントラストも心地良く、香ばしさに甘辛いタレがマッチして、魚沼産コシヒカリのご飯がぐいぐい進む。
店長:今村慧玲那さん「米ぷら丼はテイクアウトもOK!」
汐留『米ぷら』
[住所]東京都港区東新橋1-8-2カレッタ汐留地下2階(汐留横丁内)
[電話]03-4400-4996
[営業時間]11時〜15時(14時半LO)、17時〜22時(21時半LO)、土:11時〜15時(14時半LO)、17時〜20時(19時半LO)
[休日]日・祝
[交通]都営大江戸線汐留駅6番出口から徒歩1分
※画像ギャラリーでは、衣に使われている「米粉のフレーク」の画像がご覧いただけます。
▶おとなの週末2025年6月号は「満喫!ニッポンの生ビール」

撮影/小澤晶子、取材/菜々山いく子、文/市村幸妙、編集部
※2025年2月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。
…つづく「江戸風情のお店2軒」では、中でもココ!という東京の酒場を実食レポートしています。