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「3月14日」。今日は何の日でしょう?答えは「円周率の日」!

円周率πの日にはパイでお祝い!

3.1415926535897932…と果てしなく続く円周率。その「3.14」にちなみ3月14日は「円周率の日」とされています。アメリカでは、2009年に米国下院が3月14日を「National Pi Day」とする決議を可決。また、この日はあの有名なドイツ生まれの理論物理学者アルベルト・アインシュタイン(1879~1955年)の誕生日でもあります。どこか数字や数学、物理学といった世界と繋がっている日のようですね。

3月14日は円周率=πの日(photoAC)

一部の数学の世界ではこの日にパーティーをしたり、円周率=πに食べ物の「パイ」をかけて「パイの日」とし、みんなで丸く焼き上げたパイを食べて記念日を祝ったりするのだそう。日本では公益財団法人・日本数学検定協会が同日を「数学の日」としており、生涯学習として役立つ数学の魅力を発信しています。

現在は何桁に?

ところで、そもそも「円周率」ってなに?ってところからなんですが。円周率の定義は「円の直径に対する円周の長さの比率」のことで、簡単にいうと「円周は直径の何倍か」という値のこと。「円周÷直径」によって求められる円周率は割り切れないため、小数点以下が無限に続くだけでなく、同じ数字が決まった順に繰り返し循環しないことが証明されています。一部報道によると、現在は200兆桁超まで計算されているそうです。

小学生には面倒な小数点がついた掛け算、割り算(photoAC)

古代ギリシャの数学者で物理学者で天文学者でもあったアルキメデス(前287年頃〜前212年頃)が、最初に円周率を小数点2桁以下まで割り出したとされています。その頃から現在に至るまで、そしてこれからも永遠に終わることのない円周率の計算は続いていくのでしょう。ちなみに世界には、そんな円周率の数字を7万桁も暗記している人がいるらしいです(2015年現在のギネス世界公認記録)。

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おとなの週末Web編集部
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