×

気になるキーワードを入力してください

SNSで最新情報をチェック

全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・代々木公園のビストロ店『ワイン食堂SAjiYA』です。

豚肉と内臓への愛を叫ぶ黒板メニュー

メニューはほぼ定番で、オープン当時から変えていないそう。その大半に豚肉や内臓が使われていて、そこに少し季節の料理を差し込んでいくのがこの店のスタンダード。

「内臓好きということもありますが、フレンチで内臓料理があったらうれしいかなと思うんです」と田中篤シェフ。

豚ヒレ肉のロティ2400円、ロゼワイン1300円

『ワイン食堂SAjiYA』(料理)豚ヒレ肉のロティ 2400円 (ドリンク)ロゼワイン 1300円 柔らかいヒレ肉に、とうもろこしの粉で作ったクッキー状のものを砕いて粒マスタードと一緒にまとわせ、ジューシーに焼き上げている

確かに。フランスの食文化に内臓や豚肉は欠かせないもの。かの地の文化を感じられるのもビストロの醍醐味だ。そこにとっつきやすい“親しみやすさ”を加えるのが田中篤シェフのスタイルでもある。

例えば「豚アバのポテトサラダ」は、豚の内臓を刻んで腸に詰めるアンドゥイエットからの発想で、じゃがいもと合わせて親しみやすく。“贅沢春巻き”と田中篤シェフがいうのはパータブリック包み。豚足のとろんとしたゼラチンが春巻きの具のとろみを思わせる。

そう聞くとなんだかフレンチが身近に感じられてくる。どの料理もクセがなくて食べやすく、やさしいナチュラルワインともぴったり合う。

『ワイン食堂SAjiYA』(左)シェフ 田中篤さん、(右)マダム 池上ひさかさん

シェフ:田中篤さん、マダム:池上ひさかさん「料理に合うワインもおまかせください」

『ワイン食堂SAjiYA』古いビルの1階という空間がパリの街角のビストロを思わせる

代々木公園『ワイン食堂SAjiYA』

[住所]東京都渋谷区神山町9-17神山ビル101
[電話]03-3481-9560
[営業時間]18時~23時(レストランメニュー21時LO)
[休日]月、第3火
[交通]地下鉄千代田線代々木公園駅2番出口から徒歩9分

※画像ギャラリーでは、親しみやすくなるひと工夫が加えられた「豚アバのポテトサラダ」の画像がご覧いただけます。

▶おとなの週末2025年6月号は「満喫!ニッポンの生ビール

『おとなの週末』2025年6月号

撮影/貝塚隆、取材/岡本ジュン
※2025年2月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

…つづく「築地でのディナーにオススメ!魚介はもちろんお酒にもこだわった最高の4軒」では、魚介はもちろん、酒にもこだわった飲食店を実食レポートしています。

icon-gallery
関連記事
あなたにおすすめ

この記事のライター

おとなの週末Web編集部
おとなの週末Web編集部

おとなの週末Web編集部

おとなの自動車保険

最新刊

初夏の風が爽やかに吹く今日この頃。2025年5月15日に発売される「おとなの週末」6月号では、ニッポ…