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大阪と言えば「くいだおれの街」と呼ばれますが、「天下の台所」というキャッチフレーズもありますね。豊臣秀吉の時代、水路が発展した大阪には全国の豊富な食材が集まったためそう呼ばれるようになったとか。結果、選りすぐりの大阪グルメが数多く誕生することになりました。開幕からもうすぐ1カ月、大阪・関西万博(以下万博)の会場にも約100店舗のレストランがあるようですよ。「天下の台所」の威信をかけた食事の数々、ぜひ味わってみたいですね。

さて、大阪の食事と言えば「安い!」のも特徴です。その代表格が大阪の「立ち飲み屋さん」。筆者が大阪で生活をしていた30年前は串カツやどて焼きなどおじさん向けのお店が多かった印象ですが、今では若者向けのお洒落な立ち飲みも増えました。今回は大阪らしいベタな老舗の2店と、今どきの「ネオ立ち飲み」2店をご紹介したいと思います。新旧立ち飲み対決。どうぞお楽しみください。

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立ち呑みの王道中の王道「大阪屋」

まずは王道中の王道にして皆な大好き『大阪屋』をご紹介します。JR大阪駅のガード下にありますので、ご存じの方も多いのではないかと。昨年50周年を迎えたようで、入り口にある「サラリーマンさんの胃袋を支えて日本の経済を支えます!!」という看板が誇らしげです。

大阪屋

「大阪屋」の店舗デザインは、2階は椅子のあるテーブル席ですが、1階は基本的に立ち飲みになります。駅すぐですので電車までの時間、軽く飲むにはうってつけ。もちろん「まずはビール」で喉を潤し、続いて注文したのは「ウインナーとシュウマイ」と「激辛糸コンキムチ炒め」でした。どちらも美味しいのですが、キムチ炒めが想像を超えるまさに激辛。筆者にとっては辛いにもほどがあるひと皿で、辛すぎて食べるのに時間かかかり、あやうく新幹線に乗り遅れそうでした(笑)。辛いもの好きな方はぜひお試しください。ほか、全て安くて美味しいので、いろいろトライしてみてはいかがでしょうか。            

大阪屋(ウインナーとシュウマイ)
大阪屋(激辛糸コンキムチ炒め)
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店名のセンスに脱帽『立ち呑み 庶民』...
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十朱伸吾 
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