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ひと昔前と違い、現在はクラッチ操作が必要なクルマのMT(マニュアルトランスミッション/手動変速機)車を運転できる人は激減し、微々たる数字かと思っていたら、実はそうでもない。昨年(2024年)、運転免許を取得した人の32%が「MT車も運転できる」という数値。3人にひとりという割合。今後も、この32%ほどの数値で推移していくのか。それとも減っていくのか……?

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乗用車販売のMT車販売比率はわずか1.5%と極めて少ない

今の中高年世代は、ひと昔前まではフツーに運転していたMT(マニュアルトランスミッション)のクルマ。今、久しぶりにMT車を運転しても、少し走れば体が自然と操作感覚を思い出すもんです!

以前の運転免許は、トランスミッションに関する区分を設けていなかった。それが今は、普通運転免許に加えて、中型運転免許や第二種運転免許にもAT(オートマチックトランスミッション/自動変速機)限定が設定されている。

AT限定の場合は、当然ながらMTを搭載した車両は運転できない。

2024年の第一種普通運転免許試験の合格者数は114万1345名。このうち、AT限定が占める割合は68%だ。AT限定の人数が多いが、残りの32%はMT車も運転できる。

2024年の免許取得者数のなかでMT免許取得者は32%。意外と多いかも……と思ったら、年々減少に拍車がかかっているという

ちなみに現在の乗用車に占めるMT車の販売比率はわずかに約1.5%だ。乗用車ではハイブリッド(マイルドハイブリッドを含む)の販売比率が50%を上まわっていることもあり、MT設定を用意しないクルマは好調に売れている。

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6速MTのRSグレードが登場した途端、「シビックの主役」に躍り出た!!
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渡辺陽一郎
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