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香ばしいシュー生地ととろけるカスタードクリームがたっぷり詰まったシンプルながら、奥深いスイーツがシュークリームです。みんなが大好きなシュークリームをこれまで3000個以上、年間で200個以上食べる筋金入りのマニア、シュークリーマン飯塚のおすすめの逸品を紹介する連載「シュークリーマン飯塚のシュークリームハント」。5月のテーマは「全国どこでも出会える実力派チェーン店のシュークリーム」。前回は、名古屋で注目を集めるシュークリーム専門店をご紹介しました。個性あふれる専門店が続々と登場し、シュークリームの世界がますます広がりを見せるなかで、変わらず多くの人に愛され続けているのが、全国で親しまれているチェーン店の存在です。華やかな専門店が注目を集める一方で、全国各地で気軽に手に入るチェーン店のシュークリームは、日常に寄り添いながら、それぞれの個性を磨き続けています。今回は、全国で広く親しまれている3つのブランド、『ビアードパパ』『銀座コージーコーナー』、そして『シャトレーゼ』に注目。それぞれが追求する“おいしさの哲学”を、シュークリーム専門家の視点から掘り下げます。

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焼きたてライブ感が生む、唯一無二の幸福感『ビアードパパ』

店の前を通るだけで、香ばしいバターの香りに思わず足を止めてしまう。そんな体験を提供してくれるのが『ビアードパパ』です。

1999年の創業以来、“できたて・作りたて”にこだわり続け、オープンキッチン形式によるライブ感を武器に全国へ拡大。シュークリームを単なる洋菓子ではなく、エンターテインメント性を備えた商品へと押し上げた立役者と言えるでしょう。

『ビアードパパ』お店の周りには香ばしい香りが漂う

1999年に福岡県で1号店をオープンし、2001年には海外1号店を香港にオープン。現在では日本国内に約296店舗、海外に約221店舗、合計で約517店舗(2025年2月末時点)と、世界最大級のシュークリーム専門チェーン(自社調べ)となっており、日本発のシュークリームを海外に広げた代表的存在となっています。

「カスタードパイシュークリーム」(250円)、「カスタードクッキーシュー」(270円)、「カスタードミルフィーユシュー」(300円)

『ビアードパパ』左から「カスタードパイシュークリーム」(250円)、「カスタードクッキーシュー」(270円)、「カスタードミルフィーユシュー」(300円)
『ビアードパパ』「カスタードパイシュークリーム」(250円)

看板商品のパイシュークリームは、ひと口頬張ると、ザクッとした香ばしいパイ生地の食感がまず訪れ、そのあとに滑らかなカスタードクリームが追いかけてきます。

シュー皮をパイ生地で包み込む独自の製法「練りこみ型」を開発し、サクサクとした食感や香ばしさを生かしながら、ポロポロとこぼれにくい食べやすさを両立させているんだそう。その工夫を知ると、サクサク食感でありながら食べやすい理由にも納得です。

『ビアードパパ』「カスタードクッキーシュー」(270円)

筆者は寄ると必ず購入してしまう「クッキーシュー」もおすすめです。「パイシュークリーム」よりもほんのり甘く、クッキーの香ばしい食感が際立つのが魅力です。

クリームは卵のコクがしっかりありながらも後味は軽やか。卵と牛乳、マダガスカル産の高級バニラビーンズをふんだんに使用し、ぷるっとするまで丁寧に手作りした風味豊かなカスタードクリームに、新鮮な生クリームを絶妙なバランスで混ぜ合わせています。

期間限定フレーバーも豊富で、抹茶やショコラ、季節の果実を使った商品も人気。ベースとなる生地の完成度が高いため、アレンジが加わっても軸がぶれません。

またフレーバーだけではなく生地のバリエーションも豊富。その中でも、筆者のお気に入りは「ミルフィーユシュー」です。生地は驚くほどバリッとした食感で、初めて食べたときはその香ばしさと軽快な歯ざわりに衝撃を受けました。販売期間中に見かけたら、ぜひ一度試してほしい一品です。

『ビアードパパ』「カスタードミルフィーユシュー」(300円)
『ビアードパパ』店頭に並ぶシュークリームの姿が魅力的!

“できたて”という体験価値を最前面に押し出した、まさにライブ型シュークリーム。その場でしか味わえない魅力があります。

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王道を磨き続ける、街の洋菓子店の安心感『銀座コージーコーナー』
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