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楊谷寺(ようこくじ)は、806(大同元)年、清水寺を開山した延鎮僧都が創建。天皇家との縁も深く、弘法大師空海が祈祷した独鈷水(おこうずい)は、眼の病に霊験あらたかと信仰を集め、柳谷観音(やなぎだにかんのん)の名で親しまれています。アジサイや紅葉の名所であり、近年では、手水舎や手水鉢に美しい花を浮かべて参拝者を迎える花手水(はなちょうず)の発祥地として知られています。6月1日から始まった「あじさいウィーク」に合わせて取材に訪れました。

西山の斜面に位置する楊谷寺

山門をくぐって左手にある手水舎の「龍手水」。柄杓を掛ける竹を仕切りにして、境内に咲いているアジサイなど、彩り豊かな花が浮かべてあり、咲き誇る花の美しさと、龍の口から流れる水音に心身ともに癒されます。

手水舎に季節の花を浮かべた龍手水

お清めを終え、本堂へお参りします。十一面千手千眼観世音菩薩(秘仏)の御本尊に手を合わせて、ご祈願します。眼病平癒で参拝される方は、独鈷水堂で弘法大師の霊水を汲んで、本堂の棚に置いて御本尊のお力をいただいている間に、境内を参拝するのがおすすめです。

十一面千手千眼観世音菩薩を安置する本堂
弘法大師の霊水。眼病やがん封じで祈祷される方も
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庭園の手水鉢に落ちた椿を入れたのが花手水のはじまり
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寺田 鳥五郎
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