乳幼児を除けば、全日本人がきっと一度は口にしたことがある「お~いお茶」。緑茶飲料の最大手である伊藤園の看板商品だ。そしてそのボトルに短い詩が添えられていることに気付いた人も少なくないはず。日常のはっとする情景やふとした心の動きを一般の人々が5・7・5の音に込めて投稿するもので、なんと今年で37回目。日本茶と俳句という日本文化の代表格に真正面から向き合う伊藤園に、その歴史や思い、さらに茶業界の未来を見据えた戦略を聞いてきた。【前後編の前編】
心をゆさぶる言葉たち、「お~いお茶」のパッケージの秘密
「お~いお茶」の若葉色のパッケージ。そこに描かれたあの特徴的な「お~いお茶」のロゴ。そしてそのロゴと成分表示の間にあるのは…?
多くの人が一度は目に止めているはずのそれは、俳句。正確には「新俳句」なのだが、それは後にまわすとして―。
凍星や歴史に残らない仕事
感情の海に一頭くじら飼う
留守番の具なしラーメン外は雪
若者らしい瑞々しさもあれば、不惑を過ぎてもなお時に大きく揺れ動く情動の様子もあり、思わず感じ入ってしまう句ばかりではなかろうか。
これらは一体なんなのか?いつから、どうしてここにあるのか?緑茶との関わりは?










