いまどきテンプラは"バル"が気分♪ "TEMPURABAR"ホッピング! 天ぷらでバル!? でも天ぷらは、江戸の屋台料理のひとつゆえ、むしろ元祖バル。しかも近頃、恵比寿にじわじわ増殖中ということで、ハシゴ天ぷら開始です!定番も変わりダネもサクッと気楽に!
画像ギャラリー「天ぷらあ、好きかい?」「おう、江戸っ子だからな」
って言いたくなるほどに、天ぷらって元は江戸の屋台のファストフード。近頃じゃちょっと高級なイメージ強過ぎだが、できれば気軽にクイッと楽しみたい。
そんな気持ちを知ってか知らずか、近頃恵比寿界隈じゃ、気軽な“天ぷらバル”なる業態が人気とか。
いいねえ。こりゃあ早速行かざるを得まい。
というわけでまずは1軒め、『立呑み天ぷら 喜久や』へ。
名前の通り立ち呑みだ。
だけどどこかモダンな雰囲気は欧米のスタンディングバーにも似てハイカラだねえ。
で、肝心の天ぷらはというと、これが軽くサクッと揚がっててパクパクいける。
「人気五品」はひとつ200~380円。なかでも大根が気に入った。
あらかじめ炊かれたものが揚げられていて熱々ジューシー。
さっとかかったおぼろ昆布もいい。
日本酒もいいが、ポルトガルの微発泡ワイン、ヴィーニョ・ヴェルデが、オー、ベリーマッチ。
モダンな立ち呑みスタイルで楽しめる天ぷらは、「人気五品」を筆頭に、季節替わりの旬の食材、味玉天ぷらなど変わりダネもあって、あれこれ迷うのも楽しみ。ワインのほか、灘の銘酒櫻正宗の升酒なども人気だ。
と調子づいてきたところで、広尾方向に少し歩いて『EBISU FRY BAR』へ。
まずはアウグスビールで喉を湿らす。
くー、酸味がいい。で、聞けば、機械打ち更科十割の蕎麦とオリジナルの創作天ぷらがウリ。
創作天ぷらは数々揃い目移りするが、「煮穴子と有馬山椒」や「牛肉のわさび醤油」など面白い。
言い忘れたがこちら神戸発の出店。なーる、牛肉天とはさすが西方、堪んねえや。
天つゆも関西風のダシ味がいい。細打ちの蕎麦はのど越しよく、後からほんのり甘さが返ってくるなり。
神戸で人気の蕎麦バルが今年4月に恵比寿に出店。気負うことなく楽しめるアレンジ豊富な十割蕎麦と、完成度の高い創作天ぷらが魅力。※ランチタイム有
さて締めは渋谷橋の『テンプラ ワバル』へ。
こちらビストロライクな肩肘張らない雰囲気がよし。
気さくで男前な店主ジョージ・Kさん(日本人)が自ら揚げる「串テンプラ」と「皿テンプラ」が名物だ。
「塩と天つゆだけじゃつまらない」と、バジルソースでいただく「海老」や塩気やプチプチ感がイケる「とびっこ湯葉巻き」等々、意外性も楽しい。
6種のチーズの海に泳ぐ「はんぺんテンプラ」にはサングリアをぐびぐび合わせよう。
“テンプラ”はあらかじめオススメの味付けがされているのが特徴。「茄子と生ふ」に田楽みそ。
いまどきはやはりこれだ。レッツゴー・テンプラ・ホッピング!
美味でお値うちな天ぷら[カウンター編]はこちら!
気軽に「天ぷら」に行けたら、うれしいですよね。今回は、一つひとつ丁寧に目の前で揚げてくれ、なおかつ懐に優しい店を中心に美味でお値うちな天ぷら店をご紹介。
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