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黒猫舎の定食 [町屋駅]

猫好きならずとも訪れたいボリューム満点定食
 ペーパークラフトや書籍に雑貨……店に入ると大量の猫グッズがお出迎え。ここは料理好きの店主が3年前に一念発起して開いた店で、もちろん超が付くほど猫も好き。看板にもなっているハチワレちゃんは自らデザインしたもので、店のいたるところで目に入る。料理を注文すると、なんとおむすびまで!? お客が食べるのをためらわないよう、ちょっと視線をハズしているのもポイントなのだとか。これがセットになった「猫むすび御膳」は、焼き魚、鳥の唐揚げ、炒め物などたっぷりのおかずがワンプレートに盛り込まれている。お腹いっぱい食べて欲しいと、料理はどれもボリューム満点! 手作り感たっぷりの優しい味でもてなしてくれるのが、これまたたまらないんだニャ~。

写真:猫むすび御前 750円
プレートに山盛りにされたこの日のおかずはホッケの干物、肉野菜炒め、鶏ムネ肉とカボチャの唐揚げ、オムレツ、サラダと栄養もボリュームも満点! 豆腐とキノコの味噌汁付きで、おむすびの具は鮭フレーク。ちなみに、この猫むすびはテイクアウトも可能なので、猫好きの人への手土産にも打ってつけ。2個セットは360円

写真:特製ビーフシチュー 1200円
5時間かけてじっくり煮込み、牛肉もホロホロになるまで柔らかく仕上げている。オープン時から継ぎ足し作っているデミグラスソースは奥深いコクがたっぷりだ。ご飯orパンとサラダが付く

[酒]ビール缶550円 焼酎グラス550円、ボトルなし ワイングラス550円 日グラス550円 [その他のメニュー]コーヒー450円、ウインナーコーヒー550円、トースト450円、あんトースト500円、ピザトースト600円、サンドイッチ650円、本日のパスタ700円、本日のランチ850円〜など

写真:黒猫舎の店内写真

[住所]東京都荒川区荒川6-30-1 [TEL]03-3892-2701 [営業時間]9時~19時 ※ランチタイム有[休日]水 [席]テーブル4席×4卓、5席×1卓 計21席/全席喫煙可/予約可/カード不可/サ・お通し代なし [交通アクセス]地下鉄千代田線町屋駅3番出口から徒歩3分

喫茶ロゼ [吉祥寺駅]

オトナのためのお子様ランチにハートをギュッとワシづかみ!
 マスターの深山さんは、デパートの食堂でコックを勤めてから、昭和58年にこの店を開業した。当初からほとんど変えていないというメニューは、洋食だけでなく、和定食や中華まで親しみやすい料理が揃う。イチオシが型抜きされたご飯に、ハンバーグやスパゲッティを盛り込んだ「ロゼランチ」。遠い昔に食べたお子様ランチを思い出さずにはいられない。クラシカルな椅子や重厚感あるライトが醸し出す昭和レトロな設えも、料理の味にひと役かっている。

写真:ロゼランチ 800円
人気メニューのハンバーグに、ウィンナー、スパゲッティ、さつま揚げや手羽先揚げ、とどめにシュウマイまでも盛り込んだおかずたっぷりのワンプレート定食だ。

写真:なす豚肉炒め 750円
茄子やニンジン、玉ネギなどの野菜を豚肉と共に味噌で炒める。仕上げにふりかけた一味唐辛子が味を引き締めている

[酒]ビール缶450円 [その他のメニュー]特製ビーフシチューセット1100円、自家製チーズハンバーグ1000円、シーフードナポリタン750円、オムライス700円、シーフードピラフ750円、ドライカレー650円、ビーマン豚肉炒め750円、焼きそば+おにぎり2個800円、チャーハン650円など

写真:喫茶ロゼの店内

[住所]東京都武蔵野市吉祥寺本町2-14-1 2階 [TEL]0422-21-7572 [営業時間]11時~21時(20時半LO)※ランチタイム有   [休日]火(不定休) [席]カウンター5席、テーブル席11席 計16席/平日は11時~14時頃まで、土・日・祝は11時~18時頃まで禁煙。それ以外は喫煙可/予約不可/カード不可/サなし [交通アクセス]JR中央線ほか吉祥寺駅北口から徒歩4分

[お店からひと言]
仕事が趣味♡ほぼ休みなく営業しています。
マスター深山隆与さん

玉露園喫茶室 [江戸川橋]

飲むだけじゃない、料理に使えるこんぶ茶の魅力にハマる!
 こんぶ茶で有名な『玉露園』が本社のすぐ近くで営む喫茶店。日替わりのランチメニューの定食では、和え物や汁物、そして食材の下味にこんぶ茶をふんだんに使用した料理を楽しめる。この日のおかずは、こんぶ茶を振ってから焼いた「ポーク焼肉」で、豚肉の臭みを消し、旨みとコクを引き出している。この定食以外にもスタッフに声をかければ粉末のこんぶ茶をもらえるので、好みで和風パスタやピラフにかけて食べるのもオススメだ。バタートーストにこんぶ茶が、実は驚きの好相性! 

写真:ポーク焼肉ダレランチ 800円
ランチは日替わりで2種類を用意している。豚肉はこんぶ茶で下味をつけることで、さらにコクがアップ! デザートのヨーグルトには自社製品の「グリーンティー」をあわせて爽やかな香りと共にいただく

写真:グリーンティートーストセット 600円
バタートーストに「グリーンティー」をたっぷりかけていて、バターの風味と抹茶がよく合う。セットにはサラダ、ゆで玉子、ドリンク付き。ドリンクはアイスのこんぶ茶をチョイス

酒]ビール缶400円、中瓶450円 [その他のメニュー]オムライス800円、スパゲッティ(ナポリタン、和風キノコ、サーモンクリーム、ペペロンチーノ)800円、海老ピラフ750円、ビーフカレー600円、ビーフシチュー1000円など。どれもドリンク付き

写真:玉露園喫茶室の店内

[住所]東京都文京区関口1-14-1 [TEL]03-3269-7060 [営業時間]10時~17時(16時半LO)※ランチタイム有 [休日]土・日・祝 [席]カウンター12席、テーブル38席 計50席/全席喫煙/予約不可/カード不可/サ・お通し代なし [交通アクセス]地下鉄有楽町線江戸川橋駅4番出口から徒歩2分

[お店からひと言]
こんぶ茶ワールドへお越し下さい!
スタッフ内田仁見さん

「定食が美味しい喫茶店」の取材を終えて、美味+雰囲気+人情が喫茶店メシの魅力
編集武内「いかがでしたか? 喫茶店メシの取材は」
ライター菜々山「いやあ、どこも美味しかった! その美味しいってのも色々あって、『横濱屋』は丁寧に作り込んだ上等な味だし、『フィレンツェ』『黒猫舎』とかは、いい意味でシロウトっぽい料理だから、ほっとできる美味しさがあるんだよね」
武内「そうそう、和食屋、洋食屋などと違って食事に対するハードルがやや低いせいか、逆に『おぉ!旨い』ってなる店が多かったです」
菜々山「そうだね。喫茶店メシは料理自体の評価プラス、店の雰囲気と居心地、マスターやママさんのキャラクターとか丸ごと含めた美味しさだよね」
武内「とはいえ、カレーでは業務用のインスタントを使う店も少なくないなかで、『おとら』『茶々』のように、紅茶やコーヒーとの相性を考えて出す店まであって、ちょっとすごいなと」
菜々山「それとさ、喫茶店メシってコスパ高い店が多いのが印象的だった。『フラミンゴ』なんて、広いソファー席で大盛りのナポリタン食べて、食後にコーヒー飲んで、置いてある雑誌や新聞をくまなく読んで、ついでにぼーっと熱帯魚鑑賞までしちゃって、700円(ランチ時)だよ!」
武内「そうそう、ボリューム満点の定食とコーヒーがついて、この値段でいいの?って訊きたくなる店もありましたよ。とある店なんて、『ランチはサービスだからお客さんがいっぱい来ると困っちゃう』って取材拒否でしたけどね」
菜々山「あははは、山本リンダかっ!」
武内「喫茶店って、その街に住む人や、働く人のためにやっている店も多いから、儲けが薄くてもがんばってサービスしちゃうんでしょうね」
菜々山「うん、そういう人情味を感じるところも、チェーン系カフェにはない魅力だよね。いつもの特集以上に取材拒否が多かったのは大変だったけど」
武内「確かに(笑)。でも、コーヒーを愉しむってことに加えて、美味しい食事を食べられる場としての喫茶店をもっと探ってみたくなりました!」

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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admin-gurume
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