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日本橋ぼんぼり[水天宮前]

写真:元祖炭火焼親子丼900円(夜は単品で1100円)

中央区日本橋のちょっとおしゃれなお店の親子丼は多いときで1日120食出ることもあるそう。
卵でとじない親子丼は、炭火焼にした大山どりの風味が豊かで、横に添えられたふわふわとろりとしたスクランブルエッグさながらの半熟玉子がそれをさらに引き立てます。
夜は地鶏料理と一緒にお酒を楽しめます。自家製タルタルのチキン南蛮も美味。

▲地鶏のもも肉を炭で豪快に蒸すように燻しながら7~8分焼く。味付けは塩のみ。最後に鶏脂を入れてさらに炭の香りをまとわせる。

■たまごデータ
国産の卵
築地から毎日仕入れている国産の卵は価格も味も安定している
■メニュー
[酒]ビ生620円~ 焼グラス500円~、ボトル4200円~ ワグラス600円、ボトル3000円 日1合750円均一 [その他のメニュー]昼炭火焼地鶏カレー丼900円など 夜揚げ長芋850円、みやざき地頭鶏の炭火焼2300円など
『日本橋ぼんぼり』内観
[住所]東京都中央区日本橋蛎殻町1-5-1 [TEL]03-3664-2777 [営業時間]11時半~14時(13時半LO)、17時半~23時(22時LO)、土11時半~14時(13時半LO)、17時半~22時半(21時半LO)※ランチタイム有  [休日]日・祝 [席]1階・地下1階合わせ全50席/昼は全席禁煙/夜は予約可/カード可/サなし、お通し500円別 [交通アクセス]地下鉄半蔵門線水天宮前駅6番出口から徒歩5分

銀座が沸いた!名店が誕生させた親子丼専門店

親子丼専門店 ○勝(まるかつ)[銀座]

写真:特上親子丼(鶏スープ付き) 1460円

もともと焼き鳥屋で出していた親子丼が人気となり、専門店としてオープンしたのがこのお店だそうです。名古屋コーチン、信玄鶏の2種の親子丼があり、特上と塩味があるため選択肢は4種類。自家製の割下とスープで味付けした特上は、口に入れるとコクと甘みが押し寄せます。塩味は鶏スープにダシ、塩コショウで素材の味を楽しみます。

■たまごデータ
茨城県ひたち農園奥久慈卵
濃厚な黄身の旨みは生でも調理しても美味。料理人に人気の卵
■メニュー
[酒]ビ500円 焼なし ワなし 日180ml 1200円 [その他のメニュー]昼夜特上塩親子丼1460円、信玄鶏の親子丼1000円、サラダ340円
『親子丼専門店 ○勝』内観
[住所]東京都中央区銀座4-4-1 銀座Aビル2階 [TEL]03-3567-8080 [営業時間]11時半~15時(14時半LO)、17時~21時(20時半LO)※売り切れ次第終了※ランチタイム有 [休日]水(種鶏場の状況により休業あり) [席]全9席/全席禁煙/予約不可/カード不可/サなし [交通アクセス]地下鉄日比谷線ほか銀座駅B1出口から徒歩2分

根津 鶏はな [両国]

写真:東京軍鶏 親子丼(ランチ、軍鶏スープ・サラダ・香物付き) 1490円

両国駅からすぐのお店では東京軍鶏の親子丼が堪能できます。親子丼の割下は甘すぎずキレのある味で、脂肪が少なく弾力ある赤身の味をうまく引き出しています。
ちょっと変わった親子丼は、しゃもとフォアグラの濃厚な味わい。こちらもぜひ挑戦してほしいメニューです。夜はコースかセットでの食事となり、焼鳥やすき焼きも味わえます。

■たまごデータ
東京都カトウファームの卵
天然水や天然酵母入りの飼料のほか衛生環境を徹底している
■メニュー
[酒]ビ生550円~ 焼グラス550円~、ボトルなし ワグラス670円、ボトル3000円~ 日90ml340円~ [その他のメニュー]昼東京軍鶏そぼろ親子丼1290円など 夜東京軍鶏焼鶏1本300円~、東京産かぶのうま漬け450円、東京軍鶏焼鶏コース3000円~など
『根津 鶏はな 両国』内観
[住所]東京都墨田区横綱1-3-20 [TEL]03-6658-8208 [営業時間]11時~23時 ※ランチタイム有 [休日]なし [席]全36席/全席禁煙/予約可/カード可(VISAとMASTERのみ)/サなし [交通アクセス]JR総武線両国駅西口からすぐ

魅力にハマった! 半熟卵が生み出す一体感!

編集武内「親子丼は好きなんです。卵も鶏肉も味付けも。ただ半熟卵がちょっとだけ苦手」
ライター肥田木「うそでしょ、あのキラキラ半熟がいいのに!生卵(何なら殻ごと)でも飲み込みそうな風貌なのにねえ」
 そんなふたりの親子丼食べ歩き。座談会で振り返ります!
肥「実は親子丼って今までそんなに食べなかったけど、今回ハマった。卵でとじる技術って単純そうで奥深いんだな~」
武「そう、食感をどう仕上げるかを計算した火の入れ具合、汁の味わい、ご飯とのバランス、相性を考えた卵の種類と量。この調和が取れた時に美味しい!と感じるのだと思いました。もちろん鶏肉の銘柄やどの部位を使うかも秘訣だけど、その上で卵の魅力をいかに引き出すかに旨さが集約される気もします」
肥「卵と鶏肉の両方が主役だからこそ、互いの味を生かすために割り下も甘めにするとかキリリとした印象にするとか、いろいろだったよね。食材も、鶏と卵だけで勝負する『泰然』などもあれば、『鶏はな』のようにゴボウのササガキを入れるとか店の個性が出てた」
武「僕は卵と鶏だけの味に集中したいから『泰然』のとろとろ卵と比内地鶏にグッときた」
肥「半熟卵苦手なくせに~」
武「それが親子丼を食べ続けて思ったんです。蕎麦屋とかでよく出る火がしっかり通った親子丼も嫌いじゃないけど、半熟の柔らかい食感が全てを包み込む一体感が美味しいんだって」
肥「私が思ったのは『文鳥』や専門店『○勝』のように食材や作り方を研究し尽くした入魂の1杯が増えたということ。親子丼にかける店主の想いも一緒に味わいたいよね」
武「研究した1杯なら『花』もそう。ハツとかせせり、そぼろも入って、〆にお茶漬けにするのが面白い。人気店の激戦区で頑張る姿勢もいいです」
肥「卵でとじないタイプの『日本橋ぼんぼり』も断然アリ。『その手もあったか』と感心!」
武「今回は真剣勝負で親子丼と向き合えて楽しかったですね」
肥「同感。あ、そうそう、夜は親子丼だけの注文はNGの店もあるので注意。やっぱりマナーを守って味わいたい。てことで、親子丼で〆るってコースで焼鳥屋に飲み行こー!」

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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おとなの週末Web編集部
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