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新しい時代を特別なひつまぶしで祝う!『ひつまぶし う家』の特別会席

新元号が「令和」に決まり、新しい時代が始まる。
天皇陛下の崩御ではなく、譲位されたことによる改元なので、明るい気持ちで新たな時代を迎えられるのは大変喜ばしいことだと思う。

そんななか、名古屋市瑞穂区にある『ひつまぶし う家 八事本店』で天皇陛下の御即位を奉祝する特別な献立を用意したという。
その名も、御即位奉祝徳会席「令和」。
値段は7020円とやや値が張るものの、こんな機会は滅多にない。
今回はその全貌を明らかにしようと思う。

「当社が運営する『札幌かに家』と『かに将軍』、そして『ひつまぶし う家』の総料理長で、“現代の名工”として京都府から表彰された坂井博が今回のコースを監修しました。
食材はもちろん、使用する器にいたるまで奉祝するに相応しいものをご用意させていただきました」と、店を運営するイサングループの山本英稔社長は胸を張る。

これが全7品の御即位奉祝徳会席「令和」。
では、御即位奉祝徳会席「令和」で出される料理を紹介しよう。

まずは「祝肴二題」。
内容は、「子持ち昆布と菜種のお浸し」(左)と、ゴボウを芯にして鰻を巻いた「鰻八幡巻き」(右)。

次に「お造り三種盛り」。
内容は、「鯛」と「まぐろの山かけ」、「甘海老」。
どれも厳選したものばかり。

続いて、鰻店らしく「う巻」。
ボリュームがあり、卵のフワフワ食感とともに鰻の香ばしい味わいとダシの風味が一つになる。
単品でも大人気の一品だ。

そして、メインは「鰻羽二重蒸籠」と名付けられたひつまぶし。
国産鰻の中でも大サイズのものを使用していて、ご飯の中にも鰻と錦糸卵を盛り込み、ミルフィーユ状に二層仕立てになっている。
肝吸いと香の物のほか、だしや薬味も付く。

「大サイズの鰻を丸ごと一匹使用しています。
炭火で香ばしく焼いて、ご飯にのせた後、仕上げに蒸し上げています。
ふっくらとした身と皮の香ばしさをお楽しみください」(山本社長)

最後に「水菓子」として、フルーツが付く。

御即位奉祝徳会席「令和」の提供は、5月31日(金)まで。
また、姉妹店の『札幌かに家』と『かに将軍』の全店でも北海道産の特大毛かにや肉厚な本タラバかに、芳醇な甘みのズワイかにをふんだんに使った同名のコース(10800円)を用意している。

ひつまぶし う家 八事本店
[住所]愛知県名古屋市瑞穂区弥富町桜ヶ岡6
[TEL]052-833-0111
[営業時間]11時~14時半(14時L.O.)、17時~21時(20時半L.O.)
[定休日]無休
ひつまぶし う家 名駅店
[住所]愛知県名古屋市中村区名駅4-4-16 かに家ビル1階
[TEL]052-581-1111
[営業時間]11時半~15時(14時L.O.)、17時~21時半(20時45分L.O.)/
[定休日]無休

永谷正樹(ながや・まさき)
1969年生まれのアラフィフライター兼カメラマン。名古屋めしをこよなく愛し、『おとなの週末』をはじめとする全国誌に発信。名古屋めしの専門家としてテレビ出演や講演会もこなす。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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