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穴子といえば、寿司と天ぷらが定番。しかし、調理次第でこれほどまでに多彩な表情を見せるのか。

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※コロナ禍で外食が自粛・縮小されている状況ではありますが、ぜひ知っておいて欲しい飲食店を、ご紹介しております。

あなご屋 銀座ひらい(最寄駅:東銀座駅)

多彩な料理に脱帽 穴子にひそんだ魅力を味わい尽くす!

そう感じさせてくれるのが三原小路に暖簾を出すこちら。まずは白焼きで純然な風味を堪能したい。ふっくら盛り上がった身を口に含めば無垢なる旨みがあふれ出す。ふっと鼻先に漂うのが瓜のような爽やかな香り。これこそ鮮度の良さのあらわれだ。豊洲の仲卸から日々仕入れる穴子は江戸前を中心とした天然物で、“めそっこ”と呼ばれるやや小ぶりの若魚。身の締まりも香りもまさに格別。名物の「箱めし ならび」では、とろけるような煮穴子と香ばしい蒲焼を両のせで味わえる。江戸前が旬を迎える夏には刺身や湯引き、秋には薄造りをしゃぶしゃぶで、冬季はみぞれ鍋と季節ごとに登場するメニューも楽しみだ。

めそっこ箱めしならび

1800円

ふっくらとした口当たりの煮穴子と、注ぎ足しの秘伝のタレを絡めた香ばしい蒲焼きの2種類を食べ比べたい。柚子の皮やゴマなどの薬味で香りも抜群だ。箱めしは3尾がのる「いかだ」(2500円)や4尾の「かくし」(3100円)も。持ち帰り用の弁当も販売している

一本白焼き

1200円

あっさりとした味わいながらも、噛みしめるたびに旨みとコクがほとばしる

土鍋炊き煮あなご

1500円

身を舌に乗せれば、ホロリとほどけるような口どけだ。煮汁は上品な味わいで穴子の持つ爽やかな香りを繊細に感じられる

あなご骨酒 二合 

1700円

中骨を付けたまま開いた身を一夜干しに。炙ってから熱燗を注げば、骨の髄からも力強い風味がにじみ出す

お店からの一言

店長 石川博樹さん

「江戸前穴子の美味しさをぜひ一度味わいに来てください」

あなご屋 銀座ひらいの店舗情報

[住所]東京都中央区銀座5-9-5 [TEL]03-6280-6933 [営業時間]11時半~14時半(14時LO)、土・日・祝~15時半(15時LO)、17時半~22時(21時半LO)※ランチタイム有 [休日]無休 [席]カウンターあり、全18席/全席禁煙/予約可(昼は平日の箱めし会席注文のみ)/カード可/サ・お通し代なし [交通アクセス]地下鉄日比谷線ほか東銀座駅A1出口から徒歩1分

電話番号 03-6280-6933

撮影/大西尚明 取材/菜々山いく子

2019年5月号発売時点の情報です。

※全国での新型コロナウイルスの感染拡大等により、営業時間やメニュー等に変更が生じる可能性があるため、訪問の際は、事前に各お店に最新情報をご確認くださいますようお願いいたします。また、各自治体の情報をご参照の上、充分な感染症対策を実施し、適切なご利用をお願いいたします。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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