ヒーロー愛を感じるモチーフメニュー
展示を鑑賞しているうちに、ドリンクが到着。スーパー戦隊『バトルフィーバーJ』より「トロピカルダンス」(880円)だ。グリーンと黒の2層に分かれたドリンクに、白いリボン……そう、バトルケニアをモチーフにしている。
ストロベリーシロップとパイナップルシロップ、それにソーダを合わせた、まさに南国トロピカルな味わい。ちょっと甘めだが、後口はスッキリしている。
スーパー戦隊のフードとして注文したのが、カレーライス。それも単なるカレーではない。「キレンジャーの好物 大盛りカレー」(990円)じゃい! カレーは日替わりになっていて、こちらもそのひとつ。
見た目からわかるほど具材がゴロっと入ったカレーは、ちょっと甘さを感じる懐かしい昭和風味。そこにホクホクのジャガイモ、牛肉、さらには唐揚げまで! 食べ応え抜群、これならキレンジャーも満足できるだろう。
そして、仮面ライダーからは「ロコモコ1号」(990円)。ライス、レタスの上にハンバーグやチーズなどをのせて、仮面ライダー1号の顔に見立てたロコモコライスだ。
ロコモコソース、具材を混ぜて崩しながら食べ進めていく。レタスの下には卵が隠れていて、バーベキューソースをまろやかにしてくれる。
食後のドリンクに選んだのは「2号、力のメロンフロート」(770円)。フードとドリンクで1号、2号のコンビネーションってわけだ。
いちごシロップ、メロンソーダでブーツ・グローブを、メロンアイスにチェリーで顔、揚げパスタで触覚を演出しているのもニクい。味はイチゴが前に出た甘めの味だった。
レストランということで、お酒もちゃんとありますぜ。「ビール」(880円)はオリジナルのショッカーグラスに入っていて、昭和ライダー世代もニヤリ。「おいしイィィー」と声を挙げるだろう。
細部にこだわったメニューの数々は、東映監修のもと世界観を壊さないよう、作品やキャラクターに準ずるように考えられている。いずれも美味しさと見た目を兼ね合わせた計算をされていて、開発者の愛を感じた。
なお、混雑時は時間制(120分で入れ替え)のため、予約推奨。ヒーロー好きなら一度は訪れるべきお店だ。