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竹むら@淡路町

★★あわぜんざい(800円)

86年変わらぬ味を気軽に楽しめる

昭和5年創業。昔から変わらない作り方で小豆を炊き、保存料なども一切使わない。

厚いこし餡の下には、もっちりとした蒸したての粟が。もち粟のつぶつぶとした食感と香ばしい風味に、ぽってりとした餡の甘さが絶妙に合う

濃厚なのに餡はくどくなく、甘味疲れをしない上品さを残した味だ。

[住所] 東京都千代田区神田須田町1-19 
[電話番号] 03-3251-2328 
[営業時間] 11時〜20時
[休日]日・月・祝
[交通] 地下鉄丸ノ内線淡路町駅A3出口より徒歩約3分

うさぎやCAFE@上野

★餅きびぜんざい(秋~春限定 1280円)

餡× チーズの意外な共演 甘じょっぱい味がクセになる

どら焼きの名店「うさぎや」が手掛けるカフェの独創的メニュー。

日系ブラジル人が現地で羊羹にチーズを合わせていたことからヒントを得て作られたのだとか。

まろやかな塩気が餡の甘さをひきたて、やみつきになる甘じょっぱさ。しょっぱさ×甘さのバランスに挑戦した、大胆な創作汁粉だ。

[住所] 東京都台東区上野1-17-5
[電話番号] 03-6240-1561 
[営業時間] 9時〜18時
[休日]水
[交通] JR山手線御徒町駅南口から徒歩約5分

甘味 あづま@高円寺

★★★田舎しるこ(470円)

飾り気の無いどっしりあんこはどこか懐かしい味

広めの椀にたっぷりと盛られた餡は、粒感がしっかり。さらに大きめのお餅が入る。

甘味というより食事といってもよいボリュームだが、餡とお餅はお店で手作りゆえ、こっくりとした甘さのわりに余計なエグみが一切ない

飾り気はないが素朴な味わいで、安心感のある昔ながらのお汁粉だ。

[住所] 東京都杉並区高円寺北3-2-14
[電話番号] 03-3339-0583
[営業時間] 11時半~20時半
[休日]月
[交通] JR中央線高円寺駅北口から徒歩約5分

ちょっとややこしいけど覚えておきたい!お汁粉&ぜんざいのメニュー名

「お汁粉」と「ぜんざい」ってどう違うの?

関東と関西で異なるため、まずは、関東の場合から。

餡の汁気が多く、飲むようなタイプのものを「お汁粉」、餡の汁気がほとんど無いものを「ぜんざい」と呼んでいる。

お汁粉はさらに「御膳汁粉(=こし餡)」「田舎汁粉(=つぶ餡)」タイプに分けられる。

一方、関西では、「お汁粉」も「ぜんざい」もどちらも“汁気ありき”で、「お汁粉」といえば「こし餡」、「ぜんざい」といえば「つぶ餡」を指す。

関東の甘味屋では、混乱防止のため、餡が“つぶ”か“こし”なのか、メニューに併記していることも多い。

「お汁粉」や「ぜんざい」のメニューにはどんなバリエーションがある?

これまでご紹介したお店にもあるように、「白玉汁粉」「栗入り汁粉(ぜんざい)」などが多くのお店でみられる。

「白玉汁粉」は「餅」の代わりに白玉団子が入ったもの。白玉汁粉はつぶ餡かこし餡か?……は店による。う~んややこしい。

撮影/貝塚隆 取材/MARIE
※店のデータは、2017年1月号発売時点の情報です。
※全国での新型コロナウイルスの感染拡大等により、営業時間やメニュー等に変更が生じる可能性があるため、訪問の際は、事前に各お店に最新情報をご確認くださいますようお願いいたします。また、各自治体の情報をご参照の上、充分な感染症対策を実施し、適切なご利用をお願いいたします。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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