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「サビる」ってどういうこと?

アンチエイジングの大敵は「酸化」と「糖化」
老化の原因として影響が大きいと考えられているのが「酸化」と「糖化」です。
「酸化」は体のサビ付き、「糖化」は体のコゲ付きと比喩されることがあります。
今回は「酸化」に注目します。

ヒトの体もサビていく?
金属の表面では、空気中の酸素や水分と反応(酸化)し、酸化物が出来ます。これが「サビ」です。金属だけでなく、酸化はさまざまな物質で起こり、リンゴをむくと茶色に変色するのも酸化です。ヒトの体内でもさまざまな酸化が起こり、不要な酸化物が生成されています。

老化の原因「活性酸素」とは?
わたしたちは呼吸により空気中の酸素を体内に取り入れ、生命活動を維持しています。取り入れた酸素のうち約2%は、様々な刺激を受け「活性酸素」に変化するといわれます。活性酸素とは、空気中の酸素よりも活性化された酸素とその関連分子の総称で、不安定でさまざまな物質と反応しやすい性質を持っています。通常、「一重項酸素」、「スーパーオキシド」、「過酸化水素」、「ヒドロキシラジカル」の4つを指します。
活性酸素は、細胞伝達物質や免疫機能として重要な役割を果たす一方、過剰になると細胞を傷つけたり、過酸化脂質を作り出し、動脈硬化・がん・老化・免疫機能の低下などを引き起こしたりします。

アンチエイジングの大敵は、酸化と糖化なんだね
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ポリフェノール以外に、抗酸化ビタミンや、カロテノイドも...
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圓岡太治
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