「新にんにくで焼き餃子」その作り方
新にんにくを使うからといって、餃子の作り方が変わるわけではありません。皆様が作られているやり方でまったく大丈夫です。でも、「餃子の王将」や「大阪王将」の生餃子を買ってきて家で焼くだけの餃子と比べると、手間も時間も間違いなくかかります。けれども、餃子作りはとても楽しい。ある意味、作る工程自体がイベント感もあり、本格派の方は餃子の皮も手作りしてしまうほどです。
今回、餃子の皮は市販のものでの手作りです。それでも、ひと手間もふた手間もかかりますが、焼き上がったあとの餃子とビールの味は格別です。
●「新にんにくで焼き餃子」仕込み編
1)材料は餃子の皮(厚手タイプ)35枚入りの場合。豚ひき肉300~400g、キャベツ1/2個、にら1束、玉ねぎ(小)1/2個、しょうが少々、新にんにく2片。調味には、塩、こしょう、ごま油、つなぎ用に片栗粉。焼くときには、ごま油、中華スープも使う。
2)キャベツ、にらはこまかく刻み、ボウル付きのザルに入れる。塩少々をまぶし、しんなりさせてから、手でかたくしぼり、水けをきる。※かなりこまかいみじん切りが理想です。オイラは、フードプロセッサー(スピードカッター)を使っています。
3)玉ねぎ、しょうが、新にんにくはすりおろす。
4)餃子のたねを作る。大きめのボウルに豚ひき肉を入れ、すりおろした玉ねぎ、しょうが、新にんにくとともに手でよくこねていく。つなぎに片栗粉大さじ1(15ml)くらいを加え、塩適量(お好みの量)、こしょう少々、ごま油大さじ1(15ml)とともにさらにこねていく。※この「手こね」が餃子の味を決めます。肉の脂分が野菜になじむよう、50回以上はもみ、こねていきたいものです。
5)出来上がった餃子のたねは、15分ほど寝かせ、味をなじませる。