●「新にんにくで焼き餃子」調理編
1)餃子のたねを餃子の皮で包み、生餃子を作る。餃子の皮の真ん中にたねを置き、皮の両端を合わせ、ヒダを作るようにとじていく。※皮をとじるとき、水はつけません。水なしでも「手でしっかり押さえ+つまむように」で皮を合わせれば十分くっつきます。
2)餃子を焼く。今回は一度に20個を焼いていく。テフロン加工など焦げにくいフライパンにごま油大さじ2を弱火で熱し、生餃子をひとつずつ油をなじませるように並べ入れる。ときどき餃子の底部の焼け具合を見ながら、きつね色に焼けるまで待つ。※餃子の焼き目は、この段階で半分以上つけてしまうのがオイラのやり方です。何度も餃子の底を見て好みの焼き目に近づけましょう。
3)餃子の底部がある程度焼けたら中弱火にし、中華スープ(市販の顆粒中華スープのもとで作る)150~200mlを注ぎ、フタをして弱火で4~5分焼いていく。※この間、フライパンが焦げつかないように、何度かゆすりましょう。
4)様子を見て皮に火が通っていればフタをはずし、2~3分、中弱火でしっかり焼く。
5)仕上げにごま油大さじ1をフライパンの鍋肌から回し入れ、1分ほど焼いて出来上がり。フライパンに皿をかぶせ、反転させて皿に盛る。※オイラは「浜松餃子」のように丸~く円形に焼いております。餃子にしっかり味がついているので、しょうゆなしでもいけます。「食べるラー油」とともに熱々でいただきましょう!
文・写真/沢田 浩
さわだ・ひろし。書籍編集者。1955年、福岡県に生まれる。学習院大学卒業後、1979年に主婦と生活社入社。「週刊女性」時代の十数年間は、皇室担当として従事し、皇太子妃候補としての小和田雅子さんの存在をスクープ。1999年より、セブン&アイ出版に転じ、生活情報誌「saita」編集長を経て、書籍編集者に。2018年2月、常務執行役員パブリッシング事業部長を最後に退社