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●なす漬けを漬ける(漬け込み編)
1)塩を揉み込んだボウルの小なすを、出た水分も含めて用意した漬け込み容器に入れ、容器の中に鉄たまごか、さびたクギ5~6本を加える。※鉄たまごは、南部鉄(岩手県産の鉄製品)のものなどが売られています。

用意した漬け込み容器に小なすを移し、鉄たまごを加える

2)呼び水として水適量と、塩の3分の1ほどの砂糖を加える。※小なすの重さと水で1kgになるのが目安です。小なすが700gなら、水は1カップと2分の1(約300ml)、砂糖は小さじ2(約6g)を加える。
3)小なすを漬けたら、プラスチック製のネジ式重し機能付きの漬け物器の場合は、重し機能をきかせ、小なすが漬け汁にすべて浸かる位置まで調節する。ほうろう製などの容器の場合は、小なすの重さの7~8倍の重しをのせ、小なすが漬け汁に完全に浸かっていることを確認する。※小なすが完全に漬け汁に浸かっていないと、その部分の色が悪くなります。今回は小なす700gなので、5.5kgの重しをのせました。

プラスチック製のネジ式重し機能付きの漬け物器。小なすが漬け汁に完全に浸かる
ほうろう製の容器に漬けた小なす漬け。たくさん漬けるとき用の容器
ほうろう性の容器に漬ける場合、重石は小なすの重さの7~8倍は必要

4)漬け込み後、半日~1日が経過したら食べ頃。漬け込み後2日が経過したら、別の容器に移し冷蔵庫で保存する。※1週間以内に食べきりましょう。

半日から1日漬けたら、食べ頃になる。保存は別の容器に漬け汁ごと移し冷蔵庫で

文・写真/沢田 浩

さわだ・ひろし。書籍編集者。1955年、福岡県に生まれる。学習院大学卒業後、1979年に主婦と生活社入社。「週刊女性」時代の十数年間は、皇室担当として従事し、皇太子妃候補としての小和田雅子さんの存在をスクープ。1999年より、セブン&アイ出版に転じ、生活情報誌「saita」編集長を経て、書籍編集者に。2018年2月、常務執行役員パブリッシング事業部長を最後に退社

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沢田浩
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