ぬりや 泉町大通り店(水戸/うなぎ)存在感十分なうなぎはほろりほどけるなめらかさ

『ぬりや 泉町大通り店』上うな重

全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、水戸市にあるうなぎ店『ぬりや 泉町大通り店』です。 ※コロナ禍で外食が自粛・縮小されている状況ですが、ぜひ知っておいて欲しい飲食店を、ご…

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全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、水戸市にあるうなぎ店『ぬりや 泉町大通り店』です。

※コロナ禍で外食が自粛・縮小されている状況ですが、ぜひ知っておいて欲しい飲食店を、ご紹介しています

箸でつまんでも崩れない!

なんてこった。肉厚なうなぎを前にして感嘆の声が漏れてしまう。私が松尾芭蕉ならこの感動を俳句にしたためただろう。プリンとした身は箸でつまんでも崩れずしっかりと存在感を主張する。しかし一度口に入れると、ほろっとほどけてなめらかな脂身と凝縮された旨みを感じさせる。

上うな重 5000円

『ぬりや 泉町大通り店』上うな重5000円。さらっとやや甘めのタレをこんがり飴色に。香ばしさを出しつつも焦がし過ぎずうなぎの味を邪魔しない。使ううなぎは白焼きで試食し、その都度包丁の入れ方や火加減、タレの付け方など調理方法を調整している。土・日はご飯にうなぎをのせた状態での提供。お茶は食前に緑茶、食中にほうじ茶、食後には玄米茶が提供される

この日のうなぎは3.5尾で1キロという特大サイズ。その日一番良いものを問屋から仕入れるという。こだわるのはメインのうなぎだけではない。薬味には本わさび、山椒は飛騨高山の極上品を使用している。3代目は「何よりも素材が重要」と話す。先代の頃より特に素材の選別に力を入れているそうだ。

3代目が追いかけるのは先代の「お客様に喜んでもらいたい」という姿勢。食前、食中、食後に出されるお茶が異なるのもそのおもてなしの心ゆえのこと。すべてにおいて隙がない極上のうなぎ体験を味わおう。

『ぬりや 泉町大通り店』

[住所]茨城県水戸市泉町3-1-31
[電話]029-231-4989
[営業時間]11時半~15時(土・日・祝11時~)、17時~20時半(LO)
[休日]火曜日
[交通]JR常磐線ほか水戸駅北口から徒歩25分、駅からバスに乗車「泉町三丁目」下車すぐ

撮影/小澤晶子、取材/藤沢緑彩

※2022年8月号発売時点の情報です。

※全国での新型コロナウイルスの感染拡大等により、営業時間やメニュー等に変更が生じる可能性があるため、訪問の際は、事前に各お店に最新情報をご確認くださいますようお願いいたします。また、各自治体の情報をご参照の上、充分な感染症対策を実施し、適切なご利用をお願いいたします。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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