SNSで最新情報をチェック

画像ギャラリー

東京は江戸時代、ベネチアのような水の都だった。そんな時代小説で知った知識が今、目の前で現実となる。それが東京の川をゆく遊覧クルーズだ。今までまったく知らなかった東京の別の姿をいざ体験!

ゆったりと進む船から見る東京 過去と未来が交錯する新鮮体験

運河から眺めるスカイツリー。そこにユックリと近付いていくドキドキ感

日本橋~スカイツリーこれぞ小さな大航海

もう冒頭に全体の感想を書いてしまいたい。とにかく面白くて、そして勉強になった!!なにやら子供の作文のように単純な感想であるが、誰もが純粋にそう思うに違いない、それが今話題の東京の川をゆく遊覧クルーズなのだ。

今回乗船したのは『下町探検クルーズ がれおん』が運航する『スカイツリーと日本橋を結ぶ片道便』コース。出発は、なんと東海道五十三次と同じく日本橋。ゴールは東京スカイツリーのすぐ横。こんな東京を代表するようなふたつのスポットが、実は河川で結ばれているのだ。その事実に素直に「ほおぉぉ」と感嘆しつつ、定員12名のお座敷舟は出航する。

そしていきなり日本橋の下をくぐるという、船でのみ可能な体験だ。ここでガイドも兼ねる船長が、「日本橋の裏側には焦げ跡があります」とアナウンス。オオ!確かに黒焦げの部分がある。「これは関東大震災の時、燃えた船がぶつかった跡で……」それはまったく知らなかった!

日本橋の裏側に残る、関東大震災時の焦げ跡

「橋の欄干の麒麟像。本来は翼がないのですが、日本橋は道路の出発点。旅立ちのイメージで翼が付いています」これももちろん初耳。出発からわずか5分でふたつも物知りになった。

そして船は日本橋川から隅田川へ。永代橋に清洲橋という隅田川3大名橋のふたつの下をくぐり(もうひとつは勝鬨橋)、隅田川と荒川を繋ぐ運河の小名木川へと入り、クルーズのハイライト・扇橋閘門(こうもん)を通過する。

日本橋川と絡むような首都高の曲線はどこか未来的

扇橋閘門はパナマ運河にあるようなエレベーター式の水門で、地盤の低い江東の地域を水害から守る為にある。上下する水門の重厚さ。船の浮いてる水位がグングン下がる不思議な感覚。これはぜひ一度体験してみていただきたい!

そして運河に映る逆さスカイツリーを堪能しつつ、90分のクルーズは終了。通常では味わえない視点から眺める過去と現在の入り交じる東京の姿は、東京以外に住む人にはもちろん、東京に住んでる人にはさらに新鮮だろう。 最後にもう一度書く。とにかく面白くて勉強になった。全人類必乗船!

『下町探検クルーズがれおん』

いつもの街を別の景色として楽しませる水上の旅!

『下町探検クルーズ がれおん』日本橋の船着場は日本橋のまさしく真横。

『下町探検クルーズ がれおん』は、今回乗船した『スカイツリーと日本橋を結ぶ片道便/大人3200円』コース以外にも、『神田川周遊クルーズ/大人2700円』や『下町ぐるっと一周舟遊び』など、様々な東京の河川を味わう遊覧クルーズを実施
詳しくは[HP]https://galleon.jp

撮影/谷内啓樹、取材/カーツさとう

※2022年7月号発売時点の情報です。

※全国での新型コロナウイルスの感染拡大等により、営業時間やメニュー等に変更が生じる可能性があるため、訪問の際は、事前に各お店に最新情報をご確認くださいますようお願いいたします。また、各自治体の情報をご参照の上、充分な感染症対策を実施し、適切なご利用をお願いいたします。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

この記事のライター

関連記事

あなたにおすすめ

最新刊

旨さ鮮烈。しみわたる一杯 至極のラーメン 着丼とともに鼻孔をくすぐるスープの香り、ひと口飲めば身体の...