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ビタミンDが注目される理由【3】ストレスケア&うつ病予防に期待!

近年、ビタミンD不足とうつ病の関係が注目されています。ビタミンDは脳や腸など体内の炎症を軽減し、それによって“幸せホルモン”と呼ばれるセロトニンの生成をサポート。その結果、うつ症状や不眠の改善、ストレス軽減などが期待されています。

ビタミンDとうつ病の関係はまだ研究段階にあり、賛否両論ありますが、朝、太陽の下で紫外線を浴びることでセロトニンの分泌が促されること、紫外線を浴びることでビタミンDが増えることは正真正銘事実。適度な日光浴を習慣にするのがおすすめです。

ビタミンDが注目される理由【4】ビタミンD不足で骨密度と筋力が低下!

ビタミンDが不足していると、カルシウムが吸収されにくくなり、骨密度が低下。さらに、ビタミンDは体内でのタンパク質合成にも欠かせないので、不足した状態が続くと筋肉量が減り、筋力も低下してしまいます。

筋トレをして、タンパク質を充分摂っているのに筋肉がつきづらい人は、ビタミンD不足の可能性が。また、高齢になり、ビタミンD不足によって骨折をしたり、筋力低下で外出の機会と紫外線を浴びる時間が減り、ますますビタミンD不足するという悪循環に。体づくりは日々の積み重ね。早めの対策と継続が大切です。

ビタミンDが注目される理由【5】ビタミンD不足で認知機能低下の可能性も!

魚介類のほかには、きのこにも含まれるビタミンD。「吸収率」を高めるにはソテーなどがオススメ!(Photo/sasazawa-Stock.Adobe.com)

認知症、アルツハイマー病の予防に食生活や栄養が関係していることは、多くの研究より報告されています。

そのうちのひとつとして注目されている栄養素がビタミンDです。血中ビタミンD濃度が高いほうが認知症の発症リスクが低いという結果が出たことから、ビタミンDと認知症の関係に注目が集まっています。

ただし、これもまだまだ研究段階。日頃の食事でビタミンDを意識して摂ることは大切ですが、サプリメントなどで過剰に強化するのは控えましょう。

◆  ◆  ◆

免疫やメンタル、筋肉にビタミンDが関わっていることがわかりますね。

ビタミンDを強化するには、日光浴と魚介類、きのこを食べることが先決。鮭、青魚、カレイ、ウナギが狙い目です。きのこに含まれるビタミンDは魚介類に比べて少なく、吸収率も低いので、油と一緒に摂って吸収率を高めるのがおすすめ。

鮭ときのこをオリーブオイルでソテーしたり、和え物やサラダにジャコやしらすを取り入れるなど、毎日コツコツ取り入れましょう。

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この記事のライター

藤岡操
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