『マツコの知らない世界』で「うなぎの世界」特集 『おとなの週末』おススメの「うなぎ店」情報をご紹介!

2022年の「土用の丑の日」特集からセレクト!東京の絶品うなぎ店9選 2022年の「土用の丑の日」は7月23日と8月4日の2日。がっつりうなぎを食べて、暑い夏を乗り切りましょう! 日本人のDNAを刺激するうなぎを食べたく…

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マツコ・デラックスさんがMCを務める人気番組『マツコの知らない世界』(TBS系、火曜午後8時57分~)は、いろんなジャンルのゲストを招き、軽妙なやり取りとともに、ゲストの得意分野を深く掘り下げて紹介する内容が魅力です。今夜11月8日の放送では「うなぎの世界」が取り上げられます。『おとなの週末Web』では、これまでに数々の「うなぎ特集」をお届けしてきました。「うなぎ」は数ある食の中で、おと週Webが特に力を入れているジャンルです。ダイジェストの記事で、おススメ情報を振り返ります。

東京・江戸川橋の『石ばし』が最高!Johnnyさんが「最後の晩餐に」とまで言い切る至福のうな重

日本のロック史に名を刻む「横浜銀蝿40th(フォーティース)」のJohnnyさんは、大のうなぎ好き。どれぐらい好きかというと、「死ぬ前に、うな重を食べたい」と思っているほどだといいます。数あるうなぎの名店の中でも一番のお気に入りは、東京都内の老舗「石ばし」です。Johnnyさんが、なぜうなぎをそれほどまでに好きになったのか。どうして「石ばし」なのか。あふれる「うなぎ愛」について、たっぷりとお聞きしました。

「27歳で結婚するまでは偏食だったんですよ。野菜は芋類ぐらいしか食べなくて。若いころは専ら肉でした」

そう語るJohnnyさんが、初めてうなぎを「美味しいと思った」のは、随分と大人になってからでした。

「30歳で(横浜銀蝿が所属していた)キングレコードに入社した後なので、35、6の時だったかな。帝国劇場(東京都千代田区)の地下にある『きくかわ』に、当時いたセクションの部長に連れて行ってもらったんですよ。こんなに美味いものが、世の中にあるんだって。それまでもうなぎ自体はどこかで食べたことはあったんでしょうけど、美味いとかの記憶がなくて。うなぎに目覚めたのは、この『きくかわ』からなんです」

「きくかわ」は、1947(昭和22)年創業。神田店をはじめ、帝国劇場地下の日比谷店、上野毛(かみのげ)店と都内に3店舗を構え、静岡県には御殿場店もあるうなぎの名店です。

この体験以降、Johnnyさんにとって、うなぎは一番の好物となりました。

「これは公言してるんですけど、死ぬ前に食べたいのは『うな重』だって」

うなぎがそんなに好きになると、自宅でも食べたくなるのが人情ですが、Johnnyさんの考えは少し異なります。

「スーパーで売っているうなぎもあるけど、やっぱり、お店で食べるのとは味が違う。しゃぶしゃぶとか肉は同じ値段だったら、買ったほうがいいと思うけど。うなぎだけは、お店で食べるものが絶対にいい」

“好きな食べ物ナンバーワン”がうなぎになったJohnnyさんは2012年に、ある店を知ります。そして、そこのうな重が自身にとって最高のご馳走になりました。東京都文京区の地下鉄江戸川橋駅から歩いて6分ほど、神田川沿いにある「石ばし」です。

石ばしは1910(明治43)年創業。公式ホームページによると、戦前は神田川(当時、この辺りの区間は「江戸川」と言った)の中之橋の袂(たもと)に店舗がありました。昭和20年の東京大空襲で一帯が焼けたため、戦後は約300m上流の川岸から少し宅地側に入った現在の場所に移転しました。

「ここも人に連れて来てもらったんです。本当に美味かったですよ。最高です。だから、死ぬ前に食べたいのは、この石ばしのうな重ということになりますね」

こう言わしめるほど、その味に感動したということです。

(※上記は、記事の一部。内容は当時です)

「うな重」香物・肝吸い付き(特上)

・横浜銀蝿40thのJohnnyが語る“最後の晩餐” 「人生最後に食べたいのはこの店の『うな重』」
https://otonano-shumatsu.com/articles/235925

太宰治が贔屓にした名店『若松屋』

明治〜昭和にかけて活躍した文豪が愛したお店をご紹介します。日本人に長く親しまれてきたうなぎだからこそ発見できた美味をぜひ。今回は、東京・国分寺の『若松屋』です。

三鷹駅前の屋台で営業を始めたのが、戦後間もなくの頃。ここを贔屓にしたのが当時近所に住んでいた太宰治だ。

仕事帰りにふらっと立ち寄ることもあれば、編集者との打ち合わせに使ったりと、連日のように顔を出していたとか。「気難しいイメージですが、お酒を飲むと陽気でやさしい人だったそうですよ」と2代目の女将さん。

太宰亡き後、店は国分寺の現在の場所に移転し、今では3代目の祐二さんが暖簾と味を守っている。初代から受け継いだタレは、醤油も甘みもしっかり効かせた昔ながらの濃い口で、それを絡めながら備長炭の火で焦げが浮くほど強く焼きを入れる。お重の蓋を開けた瞬間に漂う香ばしい匂いは格別だ。

(※上記は、記事の一部。内容は当時です)

『若松屋』の大串重。主に静岡産や愛知産の良型のうなぎを仕入れている

太宰治が愛した香ばしいうな重 東京・国分寺『若松屋』 文豪が愛したうなぎ店(1)
https://otonano-shumatsu.com/articles/279236

2022年の「土用の丑の日」特集からセレクト!東京の絶品うなぎ店9選

2022年の「土用の丑の日」は7月23日と8月4日の2日。がっつりうなぎを食べて、暑い夏を乗り切りましょう!

日本人のDNAを刺激するうなぎを食べたくなる季節。新店、老舗まで、東京中を駆け回って美味しい店を探してきました。食べればきっと元気がみなぎる夏のご馳走、いかがですか。

【『宇のじ』@方南町】飴色に輝くブランドうなぎの旨さに身も心も酔いしれる
東京が特別な場所だなあと感じるのは、何のことはない町の、至って普通の商店街で、実に旨いうなぎ屋を見つけた時だ。江戸の文化が息付いてるなあと思う。贅沢だよなとも思う。今回訪れた方南町にも、ご近所さんが心底羨ましいと身をよじる名店が隠れていた。名は『宇のじ』。

昭和の佇まいも、受け継がれる技も、しみじみといい店だ。聞けばブランドうなぎ「坂東太郎」を開発した卸問屋と昔から縁があるそうで、週に数回は仕入れているんだとか。店先に「入荷しました」の貼り紙があれば迷わず注文を。

机上にコトリと置かれたお重の、蓋の下から現れる飴色の照りに思わず息を呑む。きめ細かいサシが入る身は肉厚でふっくら、舌にのせれば脂の旨みが広がってすうっと消える後味の良さ。重くないスッキリしたタレがまた、その味を引き立てる。

(※上記は、記事の一部。内容は当時です)

鰻重特上(坂東太郎)肝吸付

東京 新店から老舗まで三ツ星うなぎ店9軒 7月23日は「土用の丑の日」
https://otonano-shumatsu.com/articles/271329

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※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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