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下町にちらほらと昭和が色濃く残る場所がありますが、ここでは敢えてみんながアクセスしやすいターミナル駅で探索しました。内装の凝ったお店が揃った新宿の昭和遺産。個性ある営業スタイルがあれば、珈琲や洋食の専門店もあり、昭和の文化をしっかりと堪能できる。今回は新宿で見つけた“昭和遺産”をご覧あれ。

『サントリーラウンジ イーグル』

豪華な異空間で日常からトリップ

通りから階段を降りて行くと、いきなり豪華な異空間が広がる。今も眩い光を放つシャンデリア、モダンな石の壁、高い天井。豪華客船のバーをイメージしたという空間が、一気に日常から解き放ってくれる。創業は昭和42年。当時からサントリーのボトルや世界の銘酒が楽しまれていたのだ。

ビーフストロガノフ 2300円

『サントリーラウンジ イーグル』ビーフストロガノフ 2300円 各種牛ヒレ肉料理もいい。ステーキのような肉にクリーミーさもたまらない

30年前から変わらぬ味というビーフストロガノフ、濃厚なカニ味噌を洋酒に合うように仕立てたカニミソバターなど、料理も楽しみ。ちょっと贅沢なホテルのような味。名物、季節のフルーツカクテルもぜひ。

『サントリーラウンジ イーグル』レトロモダンで清潔感溢れる店内には凛とした空気感がある

[住所]東京都新宿区新宿3-24-11 セキネビル地下1階
[電話]03-3354-7700
[営業時間]17時〜23時半
[休日]月
[交通]JR山手線ほか新宿駅東口から徒歩2分

『どん底』

アングラな熱気の面影は今も

創業は昭和26年。昭和30年頃に建てられたという現在の建物は全体がツタに覆われた外観も壮観だ。創業者の故・矢野智さんは演劇を志し、当時舞台芸術学院の学生。生活のために開業したという。太い梁やレンガの壁、味のある照明で少々入り組んだ店内は、やや迷宮めいて地下1階から2階まで席がある。

厚切りチャーシュー 1100円、どん底カクテル 650円(グラス)

『どん底』厚切りチャーシュー 1100円、どん底カクテル 650円(グラス) どん底カクテル、略してどんカクはボトルでも注文可。厚さ2㎝近くはあるチャーシューはとろんと柔らかく、豚バラ肉の旨みが溢れ出す

新宿がかつて役者の卵やら作家、映画人、音楽家等々の若者のパワーで充溢してたころ、その人々に愛された酒場だ。飲みやすくてよく酔える“どんカク”やミックスピザなどのメニューも健在だ。

『どん底』

[住所]東京都新宿区新宿3-10-2
[電話]03-3354-7749
[営業時間]11時半〜23時半LO
[休日]無休
[交通]地下鉄副都心線ほか新宿三丁目駅B2出口から徒歩3分

『バガボンド』

夜を満たす酒と音楽とアートと

いつか古い映画で見たフランスのキャバレーを思い出すような少し不思議な空間。創業は昭和51年だが一度火事で焼け、現在の店舗は36年目となる。壁一面には創業者の故・松岡国彦さんのお気に入りで世界的な画家、平賀敬の絵画。そしてピアノやサックスの生演奏が30年来毎夜空間に華を添える。

肉豆腐 500円(煮玉子1個100円)、炙り〆鯖 700円、菊正宗(2合) 1000円

『バガボンド』肉豆腐 500円(煮玉子1個100円)、炙り〆鯖 700円、菊正宗(2合) 1000円 メニューは肉豆腐や焼鳥、ミックスピザやえびマヨフリッター(衣に生ギネスを使用)など幅広い。誰しもが気取らず集える場所だ

自由で明るくどこか猥雑な雰囲気ゆえか、昔から老若男女客層が広いのも特徴だ。生のギネスもあれば、お燗酒もあり、肉豆腐も人気なら、フィッシュ&チップスもリーズナブルで旨いのだから言うことはない。

『バガボンド』

[住所]東京都新宿区西新宿1-4-20
[電話]03-3348-9109
[営業時間]17時〜23時半
[休日]無休
[交通]JR山手線ほか新宿駅西口から徒歩2分

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おとなの週末Web編集部
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