全日本カレー工業協同組合が制定
答えは(3)で、カレーの日は、子どもたちに好まれていたカレーを、全国の学校給食で1982年1月22日に一斉に提供しようと、呼びかけたことにちなみます。
学校給食は今から130年以上も前の明治22年(1889年)に始まり、各地に広がっていきました。その後戦争の影響などによって中断されましたが、昭和21年に米国のLARA(アジア救済公認団体)から物資の寄贈を受け、翌年1月から再開されました。昭和22年12月24日にLARAからの給食用物資の贈呈式が行われ、それ以来この日が「学校給食感謝の日」と定められました。昭和25年度からは、学校給食による教育効果を促進する観点から、冬季休業と重ならない1月24日から1月30日までの1週間が「学校給食週間」とされました(参考[1])。
1982年1月22日、学校給食再開35周年を記念して、多くの学校でカレーライスが提供されました。これは社団法人全国学校栄養士協議会が企画したもので、カレーライスが選ばれたのは、小中学生へのアンケートでもっとも人気が高かったからだそうです。この出来事にちなんで、全日本カレー工業協同組合が1月22日を「カレーの日」と定めました