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【3日目】福井の郷土料理から 温泉とせいこがにで〆

さて、今日が福井の最終日。朝風呂に入って気合いをいれる。この宿を選んだのには理由があって、1年ほど前のリニューアルと同時に宿泊者以外にも提供し始めた朝食が市内でプチバズリしているとか。打ち豆入ひじき煮に麩のからし煮、福井の郷土料理と手作り感あふれるおかずがしみじみ旨い。朝から元気いっぱいの女将さんに見送られ本日の取材先へGO!

車を走らせていると、雨が降ったり止んだりと福井の天気はコロコロ変わる。雨上がりには二重の虹がくっきり見えて、なんか良いことありそう。そうこうするうちに『鷹巣荘』へ到着。こちらはカニのシーズン中、日帰りプランを行っている旅館だ。

まずは源泉かけ流しの温泉へ。露天風呂のすぐ目の前にある日本海は、まるで東映映画のオープニングのように荒々しく力強い。そして今回のカニの旅のフィナーレを飾るのが、せいこがにの炊き込みご飯。カニの風味が染み込んだホクホクのご飯に、外子のプチプチがアクセント。初日の軍艦もおいしかったけど、こういう楽しみ方もいい!

大満足で帰途に着いた。2泊3日の旅はこれにて終了。行く先々で感じたのが福井の人々の越前がにに対する特別な想いなのだ。えいやっと奮発してこの冬、福井に出かけてみませんか?

福井2泊3日食事代 ひとり26,550円ナリ!!

【朝】

『宝永旅館(ほうえいりょかん)』 @仁愛女子高

市内で話題沸騰!宿泊なしでOKの旅館の贅沢朝食

宿泊者でなくても楽しめるのが、JR福井駅からもほど近い、こちらの旅館の和朝食だ。「たくあんの炊煮たの」や「すこ(ズイキの甘酢漬け)」などの家庭料理や、炙ったへしこといった福井の味も。他に、焼き魚にサラダ、3種類の小鉢にコーヒーまで付いて、ジャスト1000円。数量限定のため、前日までに予約してから訪れよう

朝食 1000円

『宝永旅館(ほうえいりょかん)』朝食 1000円 ※宿泊料2名1室ひとり8800円~(朝食付き)
『宝永旅館(ほうえいりょかん)』

[住所]福井県福井市宝永3-7-16
[電話]0776-22-5204
[交通]福井鉄道福武線仁愛女子高駅から徒歩8分

【昼】

『国民宿舎 鷹巣荘(たかすそう)』 @みの浦

景色、温泉、蟹 丸ごと堪能できる欲張りプラン

3/20までの期間限定で打ち出すのが、入浴と食事、個室休憩をセットにしたプラン(3日前まで要予約)。目の前に雄大な景色が広がる温泉で身体を温めた後にいただくのが、せいこがにを使った釜飯や丼。身はもちろん濃厚なコクの内子やプチプチ食感の外子も丸ごと味わえる。食後は全室オーシャンビューの部屋でゆったり過ごそう
※食事+個室休憩(11時~14時)+温泉(タオル付き)

日帰り蟹プラン せいこ釜飯御膳 4500円(食事のみ 3300円)

『国民宿舎 鷹巣荘(たかすそう)』日帰り蟹プラン せいこ釜飯御膳 4500円(食事のみ 3300円)
『国民宿舎 鷹巣荘(たかすそう)』

[住所]福井県福井市蓑町3-11-1
[電話]0776-86-1111
[交通]JR福井駅から鮎川・小丹生行きバスで約50分、「みの浦」バス停下車徒歩5分

【福井駅で発見!カニみやげ】

福井駅にてカニに関する土産を発見!帰りの新幹線に、家での晩酌のお供になりそうなものを集めました。

土産物探しならJR福井駅に隣接するショッピングモール「プリズム福井」が充実の品揃え。『越前田村屋』では写真の「かにみそ」などの加工品はもちろん茹で立ての越前がにもサイズごとに販売。

かに新上 1030円

『番匠本店』かに新上 1030円

そして『番匠本店』の名物が「越前かにめし」だ。せいこがにのミソなどを炊き込んだご飯の上にズワイや紅ズワイの身がたっぷり。雑炊やチャーハンにリメイクするのもおすすめ。

越前かにめし 1400円

『番匠本店』越前かにめし 1400円 ※駅弁自動販売機でのかにめしの販売は6時~22時

時間がなければ駅の西口付近にある自動販売機でも購入できる。店舗では「かにみそチーズ」や「かに新上」などのおつまみ類も豊富に揃えている

かにみそチーズ 680円

『番匠本店』かにみそチーズ 680円

撮影/貝塚隆、取材/菜々山いく子

※2023年2月号発売時点の情報です。

※全国での新型コロナウイルスの感染拡大等により、営業時間やメニュー等に変更が生じる可能性があるため、訪問の際は、事前に各お店に最新情報をご確認くださいますようお願いいたします。また、各自治体の情報をご参照の上、充分な感染症対策を実施し、適切なご利用をお願いいたします。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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おとなの週末Web編集部
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