寒い時こそ食べたいカレー料理東京6選~鍋にポトフ、煮込み、おでんも!

ご飯と一緒に食べるカレーもいいが、寒い時期の「カレー料理」には、鍋やポトフ、煮込みにおでんとまだまだメニューが盛りだくさん。もちろん、どれも熱々、うまうま!今度の週末は、どこのカレーで頬っぺを落としながら、寒さを吹き飛ば…

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ご飯と一緒に食べるカレーもいいが、寒い時期の「カレー料理」には、鍋やポトフ、煮込みにおでんとまだまだメニューが盛りだくさん。もちろん、どれも熱々、うまうま!今度の週末は、どこのカレーで頬っぺを落としながら、寒さを吹き飛ばしますか?

【鍋】

『Curry House カリー座』 @駒沢大学

カレー鍋でゆるゆる過ごして孤高のひと時

三軒茶屋のシェアレストラン時代から評判の店がついに独立店舗を構えた。場所は駒沢公園の真ん前、絶好のロケーション!カレー&つまみ&クラフトビール類を楽しめるスタイルなのだが、冬のオススメならカシミールカレーのひとり鍋だ。

カシミール(鍋) 1200円 ※秋冬夜限定

『Curry House カリー座』カシミール(鍋) 1200円 ※秋冬夜限定 辛さの調整も可

着鍋すれば快楽の始まり始まり〜。じわじわと煮込まれていく様子を眺めてつまんでさあ一杯、最高だねえ。具材が和なので、和の要素のアゴダシを使って全体の調和を考えたそう。〆にはチーズのリゾットも。昇天です。

『Curry House カリー座』

[住所]東京都世田谷区駒沢4-12-22 ティファーレ駒沢2階
[電話]090-6140-7315
[営業時間]11時~16時、18時~22時、土日祝11時~21時 ※月は昼のみ営業
[休日]無休(臨時休業あり)
[交通]東急田園都市線駒沢大学駅駒沢公園口から徒歩10分

『香食楽(カクラ) 薬膳&薬酒』 @中目黒

体にやさしくほっとする旨さの薬膳カレー鍋

薬膳カレーが名物の同店は、鍋も薬膳仕様だ。国際中医薬膳師の資格を持つ店主が、効能と味のバランスを考え作った薬膳スープにラム肉をしゃぶしゃぶ。そして黒い薬膳カレーソースを絡めて食べる。

薬膳ラム鍋コース 4800円

『香食楽(カクラ) 薬膳&薬酒』薬膳ラム鍋コース 4800円 鍋にはキャベツ、きくらげ、きのこなど具材も豊富

生薬や香辛料の香りにラム、つけダレの甘みあるカレーの相性が抜群。しかもラムの旨みが溶け出したスープがおいしいこと!琥珀色の鶏ガラスープがハーブ、スパイス、生薬を抱いて、旨みと共にその効能を体中に届けてくれる。あぁ〜ほっと美味鍋なり。

『香食楽(カクラ) 薬膳&薬酒』

[住所]東京都目黒区上目黒2-42-13
[電話]03-6303-0236
[営業時間]12時〜22時(21時半LO)、月・祝は12時〜17時(16時半LO、※変動あり)
[休日]火・水
[交通]地下鉄日比谷線ほか中目黒駅南改札から徒歩7分

『相撲茶屋 寺尾』 @両国

和ダシ使用のあっさり味。〆までしっかり旨い

昼は定食として、夜は単体で楽しめるちゃんこ鍋が4種。醤油、塩、味噌、そしてリピーターが多い、このカレー味だ。カツオ節と昆布のダシにカレーを加えたあっさり味。だからこそキャベツなど野菜の甘み、合い挽き肉のミンチや豚バラ肉の旨みがしっかりと感じられ、しみじみと旨い。

サービスちゃんこ鍋(カレー) 1100円(ランチ限定)

『相撲茶屋 寺尾』サービスちゃんこ鍋(カレー) 1100円(ランチ限定) カレー味はキャベツ、しょうゆは鶏ガラダシに白菜と、味によってダシと具材を変える

スープも全部飲んでしまいたいが、ちょっと“待った”。雑炊、うどん、中華麺と選べる〆も必食の味。元大相撲力士・寺尾氏の長男がオーナーだが、このちゃんこ鍋は、最後に何も“残った”とはならないおいしさだ。

『相撲茶屋 寺尾』

[住所]東京都墨田区両国2-16-5 アヅマビル1階
[電話]03-5600-1466
[営業時間]11時半〜13時半(要予約)、17時〜22時(21時15分LO)
[休日]月(1月、5月、9月の場所中、12月中は無休)
[交通]JR総武線両国駅西口から徒歩3分

【ポトフ】

『ポトフ料理 ジョワ』 @新宿御苑前

素材の生命力と旨みがあふれるポトフ専門店の味

全国でも珍しいポトフ料理専門店からは昼限定のポトフカレーをご紹介しよう。具がゴロゴロで感激、いやコレ絶対旨いやつでしょ。国産牛骨やスジ肉、香味野菜などをスパイスやハーブと煮込んだポトフのスープをベースにしており、さらに追いスパイスすることで香りと辛味をプラスした。野菜はそれぞれ適した温度と時間で丸ごと蒸して旨みを凝縮。挽き肉はスパイスでマリネ。各々の個性が集結すれば、素晴らしい一体感! パワーチャージして帰れます。

ポトフカレー(ベーシック・岩中豚あらびきミンチ) 1280円 ※ランチのみ

『ポトフ料理 ジョワ』ポトフカレー(ベーシック・岩中豚あらびきミンチ) 1280円 ※ランチのみ 根菜類など栄養満点
『ポトフ料理 ジョワ』

[住所]東京都新宿区新宿1-12-1
[電話]03-5341-4564
[営業時間]11時半~14時半(13時45分LO)※スープがなくなり次第終了、17時半~21時(20時LO)
[休日]月
[交通]地下鉄丸ノ内線新宿御苑前駅2番出口から徒歩1分

【煮込み】

『串焼 文福 本店』 @武蔵小杉

客の7割が注文する、祖父考案の名物煮込み

焼鳥屋のちょいとメニューなんて侮っちゃいけない。祖父から伝わる秘伝の味は、厚木で仕入れる国産豚の大腸とハラミをまずは下処理して2日間煮込み、SBの赤缶をメインとしたカレーと合わせ、ひと晩寝かせ完成という、実に手間暇かけた逸品なのだ。

元祖カレー煮込 450円

『串焼 文福 本店』元祖カレー煮込 450円 カレーの下には豆腐も鎮座

スパイシーなカレーの後からもつ独特の香りがふわり。たっぷりのせるネギも相まって、噛み締めるほどに味わい深く、これがビール、ホッピー、日本酒などなどどんな酒とも好相性。客の7割は注文するというのも納得の逸品なのだ。

『串焼 文福 本店』

[住所]神奈川県川崎市中原区新丸子町915
[電話]044-711-3688
[営業時間]17時〜23時(22時半LO)
[休日]年末年始
[交通]JR南武線ほか武蔵小杉駅北口から徒歩3分

【おでん】

『スパイス&ハーブ居酒屋 やるき』 @新中野

匠の技とセンスが光るスパイス居酒屋の人気品

インド人もビックリ。日本の大衆料理とインドのスパイス料理が平和美味的な友好条約を結んじゃった。スゴイのは料理ごとに違う配合で本場のスパイス使いを駆使していること。それも当然、インド出身&日本の居酒屋で10年もの経験を積んだトニーさんの完全オリジナルなのだから。「スパイシーおでん」は特製スパイスにカツオダシを合わせた独創的な刺激が日本人のDNAに染み入る旨さ。トニーさんの”やるき”が料理に宿るここだけの味を体感せよ!

スパイシーおでん 539円

『スパイス&ハーブ居酒屋 やるき』スパイシーおでん 539円 カルダモンなど12~13種のスパイスを独自に配合。カツオダシを使うのでスパイシーだが飲み干せるほど旨みが滋味深い
『スパイス&ハーブ居酒屋 やるき』

[住所]東京都中野区本町4-36-7
[電話]03-6304-8373
[営業時間]11時半~14時、17時~23時(22時LO)※月は夜のみ営業
[休日]日
[交通]地下鉄丸ノ内線新中野駅3番出口から徒歩4分

撮影/大西尚明(カリー座、やるき)、西崎進也(香食楽)、鵜澤昭彦(寺尾、ジョワ、文福)、取材/肥田木奈々(カリー座、ジョワ、やるき)、藤沢緑彩(香食楽)、編集部(寺尾、文福)

※2023年3月号発売時点の情報です。

※全国での新型コロナウイルスの感染拡大等により、営業時間やメニュー等に変更が生じる可能性があるため、訪問の際は、事前に各お店に最新情報をご確認くださいますようお願いいたします。また、各自治体の情報をご参照の上、充分な感染症対策を実施し、適切なご利用をお願いいたします。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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