気になるカレーを実食（1）ココイチのカレーパン専門店＋ヘルシーな焼きチーズカレー

2023年3月5日 / カレー

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雑誌『おとなの週末』2023年3月号のカレー特集で、熱々カレーを調査中に見て聞いたカレー情報から気になる“はふはふポカポカ”なカレーをご紹介。これもカレー、あれもカレーってことでご覧ください。

名古屋の地下街に開店！ココイチのカレーパン専門店

店に到着したのは、お昼近く。昨年末のオープン当初は行列ができていたらしく、1ヶ月経って客足も落ち着いてきたようだ。並ぶことなくすんなりと入ることができた。購入したのは、「特製！COCOICHIポークカレーパン」と「特選！牛すじ煮込カレーパン」、「スパイスクロワッサン」の3種類。では、2種類の揚げカレーパンからいただきます！

生地の表面はサクサクで中はもっちり。生地は名古屋市瑞穂区にある『シャルムベーカリーポンシェ』が監修しているそうで、巷のカレーパンとは比べ物にならないくらいおいしい。一方、カレーフィリングはレシピを一から開発したとのこと。「ポークカレーパン」にはサイコロ状にカットされた肉が、「牛すじ煮込みカレーパン」には繊維状になった牛すじがたっぷりと入る。

この素材感や生地とのバランスを考慮しているのか、いずれも辛さは控えめ。ココイチのカレーのいわゆる「辛さ普通」くらいの方が味にインパクトを与えたと思う。スパイスクロワッサンは頬張った瞬間、生地の風味とともにターメリックやコリアンダー、クミンなどの香りがほんのりと広がる。

『SPICE　UP！COCOICHI　BAKERY』スパイスクロワッサン　216円

バターチキンカレーやキーマカレーと食したらもっと楽しめるだろう。カレーパンよりもむしろスパイスパンに可能性を感じた。今年中に愛知県内で複数の店舗を出店した後、全国主要都市への出店を目指しているという。カレーパンでも全国制覇を成し遂げてほしい。

『SPICE　UP！COCOICHI　BAKERY』　＠名駅

巷のカレーパンよりもひとまわり大きくて食べ応えがある。揚げカレーパンは他にもロブスタークリームを合わせた「厳選！海老クリームカレーパン」（345円）がある。スパイスパンはお酒との相性も良さそうだ

特製！COCOICHIポークカレーパン　291円、特選！牛すじ煮込カレーパン　345円

『SPICE　UP！COCOICHI　BAKERY』特製！（手前）COCOICHIポークカレーパン　291円、（奥）特選！牛すじ煮込カレーパン　345円

［住所］愛知県名古屋市中村区名駅4-7-25　名駅地下街サンロード内
［営業時間］10時〜20時半　※パンがなくなり次第終了
［休日］サンロードに準ずる

植物性チーズ使用でヘルシー！プラントベース焼きチーズカレー

プラントベースフードブランド『2foods』が、2023年3月9日（木）まで渋谷ロフト店限定で発売する「デイヤ×2foods　焼きチーズカレー」（1210円）。こちらは、今年1月に日本初上陸した、北米の植物性チーズシェアナンバー1の「デイヤ」とのコラボメニュー。テーマは「Unexpected　Experience」（アンエクスペクティド　エクスペリエンス／予想外の経験）だ。

香ばしい香りが鼻腔をくすぐる熱々の焼きチーズカレーには、15種類のスパイスを使った2foodsの「こく旨オリジナルカレー」を使用。チーズは「デイヤ」の「モッツァレラスタイルシュレッド」と「チェダースタイルシュレッド」の2種をブレンド。カレーの上にたっぷりかけて焼き上げ、さらに表面をバーナーで炙り、上からパン粉をまぶしている。

ひと口食べればサクサクのパン粉に、とろ〜りチーズが絡んで美味。植物性とは思えぬチーズの濃厚さとコクはカレーにも負けてない。食べ進めると、玄米＆カリフラワーライスの下にもチーズが！でも、プラントベースだから罪悪感が少なく、胃もたれ知らずで食後も軽い。リピーターが多いというのも納得！