実飲! 「辛口ゼロボール」と相性のいいつまみとは
となれば、次なる行動はただひとつ。コンビニに走り「辛口ゼロボール」2本、そして「かっぱえびせん」と、冷凍の「ちくわの磯辺揚げ」を購入。意気揚々と編集部に戻り、原稿がまだ届いていないのを確認してから(一応ね)、さっそくグラスに注ぎ、ひと口飲んでみるしかありません。
プシュッと缶を開けるとふわっと漂ってくる柑橘の香り。口に含むと強く弾ける炭酸のシュワシュワ感。それに続くキリリとした辛口の味わいとガツンとしたパンチ、さらに軽快なのど越し。そして穏やかに残る余韻。
「これ、本当にノンアル⁉︎ 旨めえ!」
思わずつぶやいてしまいました。が、単体の味だけで評価を下すのは、『おとなの週末』編集部の一員としていかがなものか……やはりつまみとの相性も探ってみなければ。まあ、小腹が空いていただけなんですけどね。
まずは電子レンジで加熱した磯辺揚げ×辛口ゼロボール。熱いと冷たい、油とキレ、反する魅力が調和して、「おぉすごく合うぞ、これ」。
次いで、かっぱえびせん×辛口ゼロボール。口に残るえびせんの風味・塩気を辛口の味わいと炭酸が心地よくリセットしてくれて、「これはまさしく“やめられない、止まらない♪”」と歌まで飛び出す組み合わせなのです。
お酒感も十分で、これ、酎ハイに合う料理はすべていけそう。しかも、摂取したカロリーはほぼ磯辺揚げとかっぱえびせん分というのだから。これ、いいです。すごくいい。松岡さん、インパクトあるCMありがとうございます!
なのですが、そろそろ2本目も空になりそうです。原稿はまだ来ません。困ったものです。いや、原稿が届かないことではありません。じゃあ「辛口ゼロボール」をもう2本と今度は焼きそば&柿の種を購入しよう……白と黒の葛藤が微塵もなく、とっととコンビニに走っている私自身に困っています。
文/武内慎司