ティモンディ前田裕太が考える、「年齢」にとらわれない人間関係の築き方

2023年5月25日 / コラム

担当編集者からのひとこと

まずは、この連載を楽しみにしてくださっているとのこと、ありがとうございます！

私も大学時代、サークルの一学年下に、社会人経験のある30代の方が入ってきたことがありました。

その方の気遣いもあり、先輩・後輩として仲良くできましたが、やはり最初は、「年次」と「年齢」の逆転に戸惑いました。

会社に入ってからは、年齢ではなく、年次での序列が原則となっている中で人間関係を築いてきましたが、タメ口が出てしまうほど仲良くなれた先輩もいれば、いまだにあいさつ程度の同期もいます。

また、前田さんは高校時代の野球部のお話をされていましたが、プロ野球界では、序列は「年齢」が原則だそうです。

このように、人間関係、こと上下関係は、そのコミュニティ独自のルールがあったり、人によって感じ方が違ったりすると思います。「郷に入っては郷に従え」と言いますが、その「郷」を正確につかむのは、とても難しいことです。

つまり、ひとことで言うと、ケースバイケース。相手とどれだけ親密になれるかは、年齢だけでなく、相手の性格や、そもそもウマが合いそうなのか、なども関係すると思います。

ただ、今回の場合は、お相手から「仲良くしたい」という意思が感じられ、相談者様もそれに応えたいと思っていることが重要ですし、仲良くなれたら、それに越したことはありません。私の経験上、職場に心を許せる人がいるというのは、とても貴重なことだと思います。

職場において上下関係に関する厳密な文化がなさそうなのであれば、その同期の方も含め、年齢や年次にとらわれず、自分が仲良くしたいと思う人を探していくのもよいかもしれません。

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前田裕太（まえだ　ゆうた）
1992年8月25日生まれ、神奈川県出身。愛媛県の名門、済美高校野球部の同期である高岸宏行とのお笑いコンビ「ティモンディ」のツッコミ担当。趣味はサッカー観戦、読書。テレビ番組で画力を披露したり、複数メディアでコラムを執筆するなど、マルチな活動で注目を浴びている。

ティモンディ
高岸宏行・前田裕太によるお笑いコンビ。コンビ結成は2015年、グレープカンパニー所属。高岸のポジティブなキャラクターや、二人の野球経験と身体能力などがバラエティ番組で引っ張りだこに。コンビの野球経験をいかしたYouTubeチャンネル『ティモンディチャンネル』の登録者数は約28万人。