築100年以上の古民家を移築した食事処「椿茶屋 香珠子」
五島市にある食事処「椿茶屋 香珠子(こうじゅし)」(完全予約制)は、魚介類や野菜、五島牛や五島美豚など五島自慢の食材を、囲炉裏で焼いて楽しむことができる、地元の人にも観光客にも人気の店だ。炭火でじっくり焼きあげた食材は、素材そのものが上質、かつ新鮮なので余計な味付けは不要。塩や醤油などでシンプルにいただきたい。自家製の柚子胡椒も味わい深く、こちらはお土産用に購入することもできる。
食材の香りを移した煙だけでも一献できそうだが、ここはぜひ地元のお酒を合わせたいところ。イチオシは五島列島酒造が造る焼酎「五島麦」「五島芋」。どちらも飲みやすく、そして、自己主張しすぎることなく、五島が誇る極上の食材たちに寄り添ってくれる。
椿茶屋 香珠子
https://goto-sight.com/cyaya/cyaya.html
「長崎五島 ごと」のレトルトカレー
まずは自宅で五島を味わってみたいなら、「長崎五島 ごと」が販売している、レトルトカレー「五島の鯛で出汁をとったなんにでもあうカレー」なんていかがだろう? シリーズ累計100万袋を販売している人気アイテムで、昆布と五島近海で水揚げされた鯛を使った出汁がベースとなっている。着色料・香料は不使用。驚くくらいにさらっとしていながら旨味はたっぷりだ。
「チーズ」「チキン」「ポーク」「ビーフ」など、5種類のバリエーションがあるが、基本となるのは、「五島の鯛で出汁をとったなんにでもあうカレー プレーン」(250円)。具は入っておらず、カレーうどんやパスタソースなどさまざまなアレンジが楽しめる。五島牛や五島SPF美豚など、五島の高級食材を使った、ワンランク上の『五島の鯛で出汁をとったプレミアムな高級カレー』も気になる!
長崎五島 ごと
https://nagasakigoto.co.jp
かんころ餅
「かんころ餅」は五島列島の代表的な郷土菓子だ。「かんころ」とは、五島地方の方言でサツマイモを薄く切り天日干ししたもののことを言うが、これをお餅に混ぜたのが「かんころ餅」だ。もち米の嵩を増やすために「かんころ」を混ぜはじめたことに端を発し、五島では現在も冬の保存食として手作りしている家庭は多い。その素朴でやわらかな甘さに虜になる人が続出中だ。