東急歌舞伎町タワーのグルメエリアだけでなく、エンタメ部分も調査。それが映画館と、ダンジョン施設です。ここまできたらと、どちらも体験してみました。 【9~10階】たぶん日本一セレブなシネコン 6500円の映画館は行く価値あ…
画像ギャラリー東急歌舞伎町タワーのグルメエリアだけでなく、エンタメ部分も調査。それが映画館と、ダンジョン施設です。ここまできたらと、どちらも体験してみました。
【9~10階】たぶん日本一セレブなシネコン 6500円の映画館は行く価値あり!?
圧倒的な音響と映像 かつてない没入感
通常料金がクラスA 4500円、クラスS 6500円という驚きのプレミアムシネコンが登場したと聞いて早速体験してみることにした。いわく“これまでの映画館の常識を覆す上質な鑑賞環境とおもてなし”とはいかなるもの?
せっかくなので正面に加え、左右壁面にも映像が投影される3面ワイドビューシアター「スクリーンX」にて『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』を鑑賞した。最初にまずシアター内の話をしよう。座席は全席広々としたプレミアムシート。リクライニング機能とサイドテーブルを備え、プライベート感抜群!
戎「自宅のソファより断然快適ですわ(クラスAで鑑賞)」
池「周囲も気にならない。充電器もある(クラスSで鑑賞)」
映画がスタートすると、まず圧倒的な音響に包まれているのを感じる。実は全シアターの音響は坂本龍一氏監修で設計されたもの。迫力だけでなく、繊細でリアル。クリアでノイズのない音が伝わってくる。加えてハイスペックな映写設備と視界270度のスクリーンにスペクタルな映像が展開される。まさに圧巻の没入感。2時間半を超える大作なのにあっという間の感覚。
戎「まったく疲れませんね」
池「ていうか、この音響や映像で、あれやこれや、もっとみてみたいよね」
さらに、プレミアムなのはシアター内だけではなかった。映画上映の1時間前から利用できる上質なラウンジが◎。心地のいいソファやアート。館内に流れる音楽も、実は坂本龍一氏のオリジナルだ。
戎「夜景もきれいですね」
池「アートと音で海の中にいるみたいな癒し感があるな」
ここではウェルカムコンセッションとして、カウンターでポップコーンやさまざまなソフトドリンクを無料で受け取ることができる。その隣の「THE BAR」では上質なウイスキーやカクテル、シャンパーニュ、軽いフードまで用意され、鑑賞前のひと時に一杯も可能。頼んだものは座席にも持ち込める。観賞後、クラスSならさらにプレミアムラウンジで過ごすことも。
「戎くん悪いね、オレ、もう一杯やってくよ!」
『109シネマズプレミアム新宿』
料金/CLASS A:一般 4500円、会員 4000円、CLASS S:一般 6500円、会員 6000円(ScreenXの場合、各+700円)
【4階】肉体と頭脳を駆使! 巨大ダンジョンに挑む
バーチャルな冒険体験にエキサイト!
4階にはアニメやゲームの世界に自ら入って冒険する、体験型アトラクションが。2人または3人のパーティで力を合わせて……ってことなので、ともあれ、一緒に挑戦だ!
池「で、どう始めるの?」
戎「えーとですね……」
会員登録をしたら、ゲーム内で必要な通貨「トポロ」を購入してエントリー。トポロではプレイ料金の支払いや、ガチャをまわしゲームで使うアイテムの獲得などができる。ゲームで使う“ハンドヘルドデバイス”を受け取り、いざスターティングピットへ。
池「な、何が始まるのかな?」
戎「まったくわからんですね」
ダンジョン(異世界)に侵入すると、まずは大量のモンスターが襲ってくる。
ふたり「お、おおおおお!」
光輝くソードを振りかざし、モンスターを滅多斬り。戦いはまずそこからだ。その後、ミッションをクリアするごとに、施設内の新しいクエスト(冒険)に進んでいくという展開だ。制限時間内にふたりで力を合わせて謎を解くミッション。指定された3つの部屋にそれぞれ仕掛けられたトラップをクリアするミッション……。だんだんと熱く、楽しくなってくる。だが、奮闘虚しく本日はクエスト3でアウト!
ふたり「く、悔しかですたい」
適度に体も頭も使うアトラクション、コレ面白いぞ!
『THE TOKYO MATRIX』
料金/事前予約:平日800Gt(2000円)、土・日・祝 900Gt(2250円)、当日予約・当日:900G(t 2250円)、土・日・祝 980G(t 2450円)※要会員登録
【結論】東急歌舞伎町タワーを楽しむなら……
一、昼は5階で食べるべし
一、夜は17階のバーへ行くべし
一、映画館は一度は体験すべし
一、エリアに合わせて楽しむべし
戎「いやあ、通い倒しましたね」
池「地上48階で最上部にはラグジュアリーホテルがふたつあるんだけど、上に登るにつれ、高級感が増すというか、雰囲気がガラッと変わるね」
戎「で、ランチは穴場の5階ですね」
池「会員制ジムの併設で、たぶん意外と認知度低い。でもシックで居心地いいし、ランチとしてはやや贅沢だけど、点心もイタリアンも味は抜群」
戎「充分なコスパと使い勝手の良さかと」
池「夜は17階まで上がってバーに」
戎「『The SG Club』監修のカクテル、いいですね。ちょっと今までの新宿と違うイメージでした」
池「坂本龍一氏が音響監修してるラグジュアリーなシアターも最高だった。あの値段だけど、一度試してみると納得すると思うよ」
戎「各階層・エリアの持ち味を理解すればOK!おとなは上の階へ行くのをおすすめします」
撮影/編集部、取材/池田一郎
※2023年9月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。
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