日常にはさまざまな漢字が溢れています。それは生活にうるおいや豊かさをもたらす「食」の分野でも顕著。食べ物にまつわる漢字を知れば、それはそのまま普段の生活がより彩り豊かで楽しいものになるはず。 本コーナーでは「あれ、これど…
日常にはさまざまな漢字が溢れています。それは生活にうるおいや豊かさをもたらす「食」の分野でも顕著。食べ物にまつわる漢字を知れば、それはそのまま普段の生活がより彩り豊かで楽しいものになるはず。
本コーナーでは「あれ、これどう読むんだっけ?」と思ってしまうような、忘れがちな難読漢字をお届けします。漢字を覚えて食生活を豊かにしよう!! 正解が分かった方は、ぜひこの食べ物との思い出を一緒に呟いてください!!!!
文、画像/おと週Web編集部
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難易度:★★★★☆
■難読漢字、食べ物編の正解はこちら
正解:フグ
高級魚の代表格といえばフグ。河豚と表記されることが多いのですが、鯸という表記もあります。そのほかにも、「鰒」、「鯺」、「魨」、「鮐」など、さまざまな漢字表記を持っている魚です。
フグとひと口にいっても、その種類は200種類にのぼるといわれています。
フグの旬は「秋の彼岸から春の彼岸まで」といわれますが、夏場が旬とされる種も存在します。
また、フグという名称が一般的ですが、フグの本場である下関では「フク」と呼ばれることが多いようです。実は、昔はフグではなく、フクと呼ばれていたとか。
フグといえば毒を連想する人が多いと思います。内臓、とくに肝臓や卵巣には高濃度の毒素が蓄積されていて、この毒は青酸カリの500倍の強さがあるといわれる猛毒です。
怒ると腹を脹らませる様から「ふくれる」が転訛した、お腹を膨らませた見た目がひょうたん=「ふくべ」のようなのでそれが転訛したなど、名前の由来には諸説あります。
漢字の由来ですが、つくりの候には膨れるという意味があり、膨れる魚のため、それに魚へんがつけられたといわれています。
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