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過去に本サイトでも特集した立ち食い寿司店(記事はこちらから)。高級店のセカンドブランド全盛だったが、仲卸直営をはじめ、さまざまな業種から参戦している。中でも実力店を紹介!

『鮨スタンド 三六五』 @末広町

レア物まで毎日変わる 仲卸直営の確かなネタ

流行りの立ち食い寿司の中でも仲卸直営とくれば期待値がぐんと高まる。品書きは毎日変わるが、ある日のそれは小肌など馴染みの顔ぶれからヒゲダラ昆布〆にホヤの握りまでレア物もあって特別感満載。社長自ら抜群の目利きで競り落とした魚介が揃うのは最大の強みだ。

本日の五貫 1650円

『鮨スタンド 三六五』本日の五貫 1650円 ※取材時はイワシ、サツキマス、ホタテ、カツオ、エボダイ シャリはお米マイスターが選んだ「つや姫」

これらを高級店などで修業した高山店長が握ってくれるんだからまあ期待を裏切らない。ネタをしっかり味わえるようシャリは小さめ、白酢のキリッとした塩梅も素材を引き立てている。カニ味噌で和えたほぐし身がそそり立つ「毛ガニタワー」など食べ手を飽きさせない変わり種も旨し!

『鮨スタンド 三六五』基本は立ち食いだが予約すれば席の用意も

[住所]東京都千代田区外神田3-6-5
[電話]03-5809-3363
[営業時間]12時~15時(14時半LO)、17時~22時(21時半LO)※日は昼のみ
[休日]水
[交通]地下鉄銀座線末広町駅3番出口から徒歩3分

『立ち喰い鮨 ブラボー』 @池尻大橋

食感を考えつつ素材の旨みを増幅させる独自の熟成法

ふらりと旨い寿司が食べたい。そう無性に思う時、選択肢に加わる注目の立ち食い店がまた誕生した。魅力はいくつもあるが、1番は旨みと食感を考えた独自の熟成だろう。その手法は……真空で管理しつつ余分な水分を取り除き、鮮度がいい時の歯応えを適度に維持しながら低温熟成。大将の尾崎さんが自身の経験から編み出した技だ。

おまかせ12貫 6500円 ※内容は仕入れで変わる。

『立ち喰い鮨 ブラボー』おまかせ12貫 6500円 ※内容は仕入れで変わる。写真はにしん、白いか、小肌、中とろ、ゴマサバ、カツオ、鰺、甘鯛、かんぴょう巻、煮帆立、太刀魚、小柱 厚みのある中トロやゴマサバは食べやすさやシャリとのバランスを考えて三枚づけにしている

魚の種類にもよるが、基本は約1週間、長くて2週間の手間をかけるそう。これがもう舌にのせると明らかに違いを感じる豊満な旨み。味わいと食べやすさを考えた丹精な姿にも惚れ惚れだ。寿司好きよ、池尻大橋へ急げ!

『立ち喰い鮨 ブラボー』大将の尾崎さんは17歳からバイトで寿司屋に入り、高級店やホテルの和食も経験。「ふらりと寄れる店を」と今年3月に『ブラボー』を開店

[住所]東京都世田谷区池尻2-30-12 OSビル1階
[電話]非公開
[営業時間]12時~14時(13時半LO)、17時半~22時半(22時LO)
[休日]土・日・月
[交通]東急田園都市線池尻大橋駅南口から徒歩1分

『スタンド鮨サカバ 917(クイナ)』 @雑色

本格握りと沖縄そばが両方楽しめるユニークな店

こちらはちょっと変化球。なんと寿司と沖縄の八重山そばが楽しめるんだと!近くで寿司酒場を営む沖縄出身の大将が期間限定で始めた店で、赤酢の握りが130円~。定番から旬のネタ、しかも今回の取材を機になめろう風の真鯛を使った新ネタを考案するなど、やる気あふれる姿勢は実に気持ちがいい。

あじ130円、かつお350円、真鯛スペシャル500円、本まぐろ天然赤身330円、きんめだい420円

『スタンド鮨サカバ 917(クイナ)』あじ130円、かつお350円、真鯛スペシャル500円、本まぐろ天然赤身330円、きんめだい420円 真鯛スペシャルはネタの下に塩昆布と大葉入りの真鯛のたたきを忍ばせている。上は真鯛の肝。カツオは藁焼き

「八重山そば」はカツオと豚骨のダシに魚のアラを加えるのも寿司屋ならでは、滋味深き味だ。で、営業はいつまでかって?一応来年3月。その後は更新か移転か。どちらにしても継続にホッ。

『スタンド鮨サカバ 917(クイナ)』『鮨酒場嘉兵衛』の姉妹店

[住所]東京都大田区仲六郷2-21-9
[電話]070-2652‐2985
[営業時間]11時半~14時(13時45分LO)、17時~22時(21時45分LO)
[休日]日・月
[交通]京浜急行線雑色駅から徒歩4分

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