美味しいゆずの見分け方
皮にハリとツヤがあり、色鮮やかなもの、香りのよいものを選びましょう。ヘタは切り口が茶色になっていないもの、緑が少し残っているようならよりフレッシュな証拠です。
また、手に取ったとき、ずしりとした重さを感じるものが鮮度が高く、果汁もたっぷり含まれています。
香りを楽しむゆずは鮮度が命! 購入したらできるだけ早く使いきるようにしましょう。保存する場合は、密封できる保存袋に入れて冷蔵庫に入れて保管しましょう。
年末に収穫されたゆずは貯蔵されて春頃に出荷されるほど保存期間が長い柑橘類といわれていますが、家庭用の冷蔵庫で保管する場合は、やはり2週間程度を目安に食べきるようにしましょう。
ゆずの注目栄養素
果皮にビタミンCが豊富なため、皮を野菜と一緒に酢漬けや浅漬けにしたりして食べるのがおすすめ。お酢にはビタミンCの破壊を防ぐ効果があるため、ゆずのビタミンCを余すことなく摂取することができます。
注目はヘスペリジンという成分です。この成分は、ビタミンCの吸収を促進する作用や毛細血管を広げて血流を改善する作用をもちます。また、中性脂肪、悪玉コレステロールを下げることもわかっています。
ほかにも抗酸化力の強いビタミンC、腸内環境を整え、悪玉コレステロールを下げる作用をもつペクチンなど、生活習慣病の予防・改善をサポートする成分もたっぷりと含まれています。