7杯目は「ごぼうの味噌汁」そして“ベスト椀”は……
そして最後の一杯は煮干しだし入の「ごぼうの味噌汁」。
これは国産麦味噌使用の力強さを感じるお味噌汁だった。おろし生姜の風味も利いている。ごぼうもまた、これがフリーズドライ?と驚く再現度なのだ。歯ごたえのあるごぼうを具にするという発想も斬新だった。大地のパワーを享受できそうな椎茸の旨味に、煮干しのだしが、がつんとくるのだ。
ベスト碗は「海乃七草味噌汁」ちょっと贅沢に自分用にもギフトにも◎
1杯200円以上の即席味噌汁は私の日常には高級すぎて、贈答用!と思っていたのだが、このクオリティなら、ちょっと贅沢したい気分のときや、お味噌汁を作る余力がないときのプラス1品としてストックしておくのにいいかも。
ちなみに私のベスト碗は「海乃七草味噌汁」。これからの宴会シーズンに向けて、ちょっと肝臓が疲れた朝に食べたい、元気になれそうな一杯。ナンバー2はこれまた元気をチャージできそうな「ごぼうの味噌汁」だろうか。思いついてすぐに調理できそうなメニューではないし、麦味噌におろし生姜の隠し味も、風邪気味の時などに元気になれそう。シンプルな「あおさの味噌汁」も常備碗にするつもり。絹ごし豆腐などをプラスして具だくさんのお味噌汁を楽しもうかな。
通販・ネット限定でこの7種の各3食入、21食がセットになった「おだしがおいしいお味噌汁詰め合わせ箱」4590円(税込)は、受験生の甥っ子姪っ子がいる妹一家へのギフトにもよさそう。風味や食感、だしの奥深さなど、これが即席味噌汁とは!と感動するポイントがあるので、家族で食べ比べると盛り上がるはず。一人暮らしの方にも、大家族にも喜ばれそうなギフトとして最適だ。
この7種以外にも冬限定の「春菊香る蕪の味噌汁 みぞれ仕立て」や新発売の「揚げ茄子の味噌汁」などのメニューも。自宅ではシンプルに寝かせ玄米で一汁一菜を心がけている自分としては、忙しいときのお助けアイテムとなるはず。せわしなくなる師走に向け、心身ともに疲れたときにだしの利いたお味噌汁で自分自身を元気づけたい。
久原本家通販サイト
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文・写真/間庭典子