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今どきの、複雑な味わいのラーメンを食べていると、なぜか逆に昔ながらのシンプルな中華そばが無性に食べたくなる。子供の頃に食べたラーメンの味を再確認するための揺り戻しなのだろうか。

愛知県尾張地方に展開する隠れた人気店

そんなわけで今回訪れたのは、愛知県小牧市にある『しな喜(しなき、本来の表記は「喜」=「七」を三つ重ねた文字) 小牧店』。筆者の自宅から近いこともあり、たびたび足を運んでいる。小牧市のほか、江南市や犬山市、大口町、扶桑町にもある、昔ながらの中華そばが人気の店である。

『しな㐂 小牧店』外観。店は名鉄小牧線小牧駅と小牧口駅の中間にある
『しな㐂 小牧店』外観。店は名鉄小牧線小牧駅と小牧口駅の中間にある

セットメニューも充実していて、好きなラーメンに+330円で天津飯や中華飯、日替わりの丼などを付けることができるのだが、「チャーラーの旅」なので、やはりここは炒飯をセレクト

ラーメンは、ここの名物ともいうべき厚切りのチャーシューが3枚のる「Aラーメン」(790円)を注文。ちなみに5枚のるのが「Oラーメン」(990円)。AやOって何の略だろう。いくら考えてもわからない。まぁ、どうでもイイか。

チャーハンはやや少なめながら、ラーメンはボリューム満点
チャーハンはやや少なめながら、ラーメンはボリューム満点

12、3分経ったところで、目の前に運ばれたのがこれ。チャーハンのボリュームがやや少なめなのは否めないが、フワッと立ち上る湯気とともに鼻孔をくすぐる醤油の香りにヤラれてしまった

余談だが、店内にカメラを持ち込むと警戒されるため、この連載で使用しているチャーラーや店の外観などすべての写真はiPhoneで撮影している。iPhoneでも窓際の外光が入る席など条件が揃うと、ここまでキレイに撮ることができるのだ。ご参考までに。

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口の中で崩れる厚切りチャーシューが旨い...
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この記事のライター

永谷正樹
永谷正樹

永谷正樹

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