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全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・浅草の押し寿司専門店『468(ヨーロッパ)』です。

京都育ちの押し寿司は端正なお行儀の良さ

468と書いてヨーロッパと読むここは、東京でも珍しい押し寿司の専門店。ご主人岩崎さんは京都出身。握り寿司に憧れて京都の名店で修業し、東京へとやってきた。そして「東京の人が喜んでくれるから」と、握りよりも棒寿司や箱型で抜く箱寿司に特化することとなった。

穴子、サバ、はこ、ぐじ 2640円

『468(ヨーロッパ)』穴子、サバ、はこ、ぐじ 2640円 4種盛り合わせは季節によっても内容が変わる

うん、よくわかる。だって東京人は端正な箱寿司に、憧れの都の雅を見出してしまうのだから。「握りと同じであまり強く押さない」という押し寿司は、空気を含んだしゃりが口の中で程よくほどける。これは店でできたてを食べることに重きを置いている証。

開店は昼1時からと遅めのランチにぴったり。盛り合わせで軽くもよし、ゆるりと飲んでつまむもよし。浅草で京都を味わうというのもまた粋だ。

『468(ヨーロッパ)』

東京・浅草『468(ヨーロッパ)』

[住所]東京都台東区西浅草3-23-14
[電話]03-3843-6964
[営業時間]13時~21時
[休日]日・月
[交通]つくばエクスプレス浅草駅A2出口から徒歩8分

▶おとなの週末2024年2月号は「欲望のラーメン」

2024年2月号

撮影/貝塚隆、取材/岡本ジュン
※2023年7月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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おとなの週末Web編集部
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