多彩に広がっていくチョコレートの魅力を再発見して欲しい
“おとなのチョコレート”というテーマで、意識したのはふたつでした」というスイーツなかのさん。
「ひとつは、自分のために買って欲しいチョコレートという目線です。1日の終わりに、ゆっくりチョコレートを味わって豊かな時間を過ごしてもらいたいと考えました」
あたかも仕事の後に行きつけのバーでひと息つくような、そんなチョコレートの食べ方を提案したいという。
例えば『洋菓子マウンテン』の「杏と塩」やカカオ感が強い『ジャン・ミッシェル・モルトロー』など質の高いチョコレートは、ひと粒でも気分をリフレッシュしてくれるのだ。
「もうひとつは、甘いものが得意ではない方にも食べて欲しいということ。バレンタインが近くなると、甘いものが苦手な男性に喜ばれるチョコレートはありますかとよく聞かれます。例えばお酒が入っている『和光』のトリュフや、『マキア・ド・カカオ』の甘さ控えめのピーカンナッツショコラなどはパッケージもスタイリッシュで男性でも気後れしません。
自分へのご褒美として買って、お酒のお供にしてもいいですね。最近はバレンタインの売り場でもペアリングの提案が増えていて、お酒と合わせるのもトレンドなんです」
この冬、なかのさんがおすすめするチョコレートで、そんな“おとなの密かな愉しみ”を探してみては。
撮影/鵜澤昭彦、スタイリング/中山暢子、取材/岡本ジュン
※2024年2月号発売時点の情報です。
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