『CIVITAS』の焼き色こんがり「ホットケーキ」は「昭和初期」の味わいを継承!!　バターとシロップが「じゅわ～っと」しみる幸せ

2024年3月15日 / 喫茶店

全店実食調査！『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・蒲田の喫茶店『CIVITAS（シビタス）』です。

昭和初期に考案された『万惣（まんそう）』の味を継承

皇室御用達の果物店『万惣』の支店として昭和43年に開店。6階から移転し、その後改装もしたが、店内の雰囲気は変えていないという。看板メニューのホットケーキも、『万惣フルーツパーラー』開業時のシェフ・加茂謙さんが作ったレシピを忠実に守っている。

スタンダードホットケーキ 700円、市美多寿ブレンド 570円

約30年ホットケーキを焼き続けている店長の黒川義正さんは、「加茂さんの弟が来たときに、味が変わってないねって言ってもらえて自信になったなぁ」と話す。

口に運ぶと、きめ細かくしっとりとした生地で、卵の風味や甘みが実に濃い。バターが染み込むとさらにコクが増し、「カステラみたいでしょ」という黒川さんの言葉に強く同感。

そのまま全部食べそうになるが、自家製シロップのまろやかな甘みが加わった深い味わいにもうっとりする。

［住所］東京都大田区西蒲田7-69-1　東急プラザ蒲田4階
［電話］03-3733-5775
［営業時間］10時～19時半　※ホットケーキは売り切れ次第終了
［休日］2・8月の第3木
［交通］JR京浜東北線ほか蒲田駅南口から徒歩1分

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撮影／小澤晶子、取材／井島加恵
※2023年10月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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