×

気になるキーワードを入力してください

SNSで最新情報をチェック

“ミシュラン星付きの仕掛人”が手がける「海鮮おむすび」

ひと汗かいたら、2階の「豊洲目抜き大通り」へ。この階でちょい飲みにトライしてみてほしいのが『米三角』である。同店では、日本酒のポテンシャルを高める銀飯・発酵・熟成をテーマにした、米三品の酒菜と酒のペアリングが楽しめる。

モダンなのれんが目を引く『米三角』の外観/画像提供:『米三角』

メニューはミシュラン星付きホテルレストランプロデューサーによる、粋なアレンジを利かせたラインナップ。日本酒は全国のスタンダードなものから希少価値の高い酒まで揃う。

必食なのは、「【銀飯】本日のこぼれ海鮮おむすび」(976円)だ。枡の中にはおにぎりが潜み、上にはマグロ・いくら・蟹など、溢れんばかりの海鮮と海苔が豪快に盛られ、食べる前から胸が高鳴る。

看板メニューの「【銀飯】本日のこぼれ海鮮おむすび」

海鮮は仕入れによって変わるが、豊洲市場仲買人や産地直送品含め、その日仕入れた新鮮な魚介。白身は麹ぽん酢、赤身は麹醤油と合わせていただけば、酒もしこたま進む。

プレミア酒をオーダーした場合は、今だけ江戸切子や陶芸家作品などの高級酒器で酒を堪能できるところも魅力的だ。

店内には個性豊かな酒器が並ぶ

『米三角』
[場所]温浴棟2階
[営業時間]10時〜22時

セルフスタイルの“日本酒天国”で5種飲み比べ

はしご酒で利用したいのは、同じ階の『豊洲のみよし』だ。2000円で5杯の日本酒を利き酒でき、酒好きなら好奇心をくすぐられること間違いなし。約30種の全国の日本酒を常備しているので、お気にいりが見つかるに違いない。

「豊洲のみよし」の日本酒サーバー

面白いのは、カプセルトイの機械に現金を入れるところからスタートする点だ。カプセルの中にはお猪口とコイン5枚(当たりカプセルには7枚)が入っており、コイン1枚でお猪口1杯分ずつ酒を購入することができる。

カプセルトイの中身

当日、店に訪れていた50代の女性客に感想を聞いてみると、「日本酒の味と、どのエリアの酒か一緒に書かれた酒マップが店内に貼ってあるので、初心者でも酒が選びやすくて嬉しい」と語っていた。

お猪口は持ち帰りできる

『豊洲のみよし』
[場所]食楽棟2階「豊洲目抜き大通り」
[営業時間]10時〜18時

和カフェで写真映えするお城型もなかを満喫

その後は、隣接した和カフェ『豊洲ふくらすずめ』へ。店名にはふくらすずめのようにふっくらとお腹も心も満たしてほしいという願いが込められている。

「豊洲ふくらすずめ」の外観


いちおしは、「ごまあんとクリームチーズのお城もなか」(単品700円、ドリンクセット1200円)。甘じょっぱいあんに、濃厚なクリームチーズが絶妙にマッチ。軽やかなもなかと、ザクザクとしたくるみが、なめらかなチーズやあんの食感を引き立てる。

写真映えする「ごまあんとクリームチーズのお城もなか」と「抹茶ラテ」

静岡県産の「天空の抹茶」を使用した「抹茶ラテ」(600円)も和スイーツとぴったりだ。

『豊洲ふくらすずめ』
[場所]食楽棟2階「豊洲目抜き大通り」
[営業時間]10時〜18時(LO17時30分)

“日本の良いもの”が集まる店で手土産選び

同じエリアには、江戸時代から現在までの日本の良いものを揃えた、和モダンな雰囲気の手土産屋『豊洲えんぎもの』がある。

美濃焼きのマグネット(600円)

店内には、雷おこしや金つばなどの食品はもちろん、器や手ぬぐいをはじめとする雑貨、浮世絵がモチーフのポストカードまで、和を感じる商品がずらりと並ぶ。新名所の手土産選びに、立ち寄っておいて損はないだろう。

色とりどりの「手ぬぐい」(1100円~)

『豊洲えんぎもの』
[場所]食楽棟2階「豊洲目抜き大通り」
[営業時間]10時〜18時

空と海、東京の非日常を足湯で満喫

ひと休みしたくなったら、『千客万来足湯庭園』へ。レインボーブリッジや東京湾なども見える8階の『千客万来足湯庭園』は、なんと無料(その他のエリアは有料)で入れる。

『千客万来足湯庭園』/写真提供:『豊洲 千客万来』

訪れていたゲストの中には、「この景色を見る為に此処に来ました」(80代・女性)とコメントする人もいたほどだ。都心の絶景を望みつつ足湯に浸かり、癒しのひとときを過ごそう。

『千客万来足湯庭園』
[場所]温浴棟8階
[営業時間]10時〜20時 ※時期により変更になる場合あり

次のページ
「目利き横丁」は“食べ歩きおでん”でフィニッシュ...
icon-next-galary
icon-prev 1 2 3icon-next
関連記事
あなたにおすすめ

この記事のライター

中村友美
中村友美

中村友美

最新刊

全店実食調査でお届けするグルメ情報誌「おとなの週末」。11月15日発売の12月号は「町中華」を大特集…