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何杯も飲めちゃう生ビール。秘訣はビールの通る管にあり!

左はご存知、持ち込んだ缶の「アサヒスーパードライ」。そして右がクリスプサーブによる「アサヒスーパードライ/レギュラー」(740円)

まずは缶をグビッと。いつも通りのドライでスッキリした、誰もが知っているあの味わい。これはもちろんこれで旨い。続いて「クリスプサーブ」。まず、口に入った時の温度から絶妙な温度管理なんですが、口に含んでのどに滑り込んでいく時の、なんなんだこの爽快感!

ビールの味わいが口の中で花開くような官能の味わい

ワタクシ、個人的にビールを飲むと、本当に腹が膨れて、普段1杯くらいしか飲めないんですね。すぐ他の酒に移行しちゃう。なのに、この時点で結果を書いちゃいますが、この店では「ク~ッ、うまいッ!!」とビールだけを飲み続けておりました

もうこの時点で、今まで飲んできたビールとは別物の状態。とはいえ、これはワタクシの主観ですよ。そこで、客観的に、さらにこの店のスーパードライが他の店と違うという事実をお伝えしたい。

普通は樽から注ぎ口まで、実は12メートルもの長い管をビールが通ってくる。冷却プレートの中をグルグルと張り巡らされたその長い管の中を流れることでビールが冷やされるワケですね。

しかし、この“注出設備”の管の長さはわずか2メートル。3日前から0度に冷やされ安定した状態のビールが樽から直接注がれる。そしてジョッキに注がれたビールの温度は1.6度。 

それだけじゃない。その管は短いだけじゃなく太いのだ。普通の管は直径5mmのところ、特注の6mmという内径が20%太い管を導入。当然、ビールの流速も早くなり、注ぐのには熟練の技が必要になる。

そこをシャンクマイスターの志と技術を受け継いだスタッフが注ぐ

なんとm生ビールの注出設備の構造を『KEEL‘S BAR(キール’ズ・バー)』代表の原田氏が、『おとなの週末Web』のためにイラストで描いてくれました!

まずは一般的な生ビールの“注出設備”
まずは一般的な生ビールの“注出設備”
『キール’ズ・バー』の「アサヒスーパードライ」の“注出設備”
『キール’ズ・バー』の「アサヒスーパードライ」の“注出設備”

イラスト左のコックが「クリスプサーブ」専用のコック。右のコックは従来の泡つけ機が付いたコック。イラスト右下の四角い箱の部分が最初のイラストの「瞬冷式ディスペンサー」になるワケですね。

「クリスプサーブ」の、旨さの秘密は「3日の時間をかけてビールを冷し安定させる」「できるだけ短い回路でダイレクトに注出」の2点!

どうです。もう飲みたくなってきたでしょ? のどがビールを欲しているのどになってきたでしょ?

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カウンター席限定でビールの「ショット」飲みができる!...
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